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”自分”の価値観を言語化したからこそ、"他人"に惑わされず納得できる意思決定ができた -結城崇大 -

はじめまして。UNICORN22卒の結城です。

UNICORNの新卒として入社して早数ヶ月、まだまだ半人前ですがいち早く会社やクライアントに貢献できるよう日々頑張っています。さて、そんなまだまだ新人な僕ですが、今回のnoteでは、なぜ僕が今UNICORNで働いているのか、自分の半生を振り返りながら綴っていければと思います。

自分で言うのもなんですが、国立の理系大学院を卒業しておきながら総合職としてUNICORNに入社するという決断はなかなか興味深いと思ってます(笑)

ですが、振り返っても自分の決断に後悔はなく、納得度が高い意思決定ができたと感じています。

僕のストーリーを通じて、これから会社選びをはじめる就活生やUNICORNに興味のある方に、少しでもお役に立てれば幸いです。

▲北海道大学の学位授与式にて

価値観が形成された三つのできごと

UNOCORNに入社した理由をお伝えする前に、まずは僕がどんな価値観を持っているのかお話ししたいと思います。今の自分は、主に三つの出来事によって大事な価値観・考え方が形成されました。

1.中学校の体育祭実行委員でリーダーを担ったこと

小学校まではリーダーと無縁な僕でしたが、中学校の三年間、クラスで男女一名ずつしか選ばれない体育祭の実行委員を毎年務めました。

ここで、中学校の体育祭をみなさん思い出してみてください。

おそらく、運動ができる人が物事をぐいぐい引っ張っていく形ではなかったですか?そして、運動が出来ない人はついていけなくなり、嫌な気持ちになる。最初は僕のクラスもそのような状況でした。

リーダー経験が初めてだった僕はそのような状況をただ見守っているだけでした。しかし、途中でこの状況は全員にとって楽しくなくて良くない状況であり、改善しなくては!と思い行動に移しました。運動ができる人とできない人の双方に寄り添って意見を汲み取り、日々の練習やクラスのミーティングを改善していきました。

具体的な施策は割愛しますが、一連の行動によって段々と運動が苦手な人も主体的かつ楽しんで活動に参加してくれるようになりました。そして、学年全体の合同練習では最初はまったく勝てなかったリレーで他クラスに勝てるようになるなど、結果にも表れていきました。

初めは我慢が多かった運動が得意な人たちも結果が出てみんなのモチベーションが上がることで真価を発揮していき、本番では優勝するなどとても良い結果も出せました。

この経験から、優れたプレイヤーがトップダウン式でマネジメントする組織の限界を学んだと同時に、リーダーとしてのやりがいや自信を得ました。

2.高校サッカー部のチームで成果を出す経験

次に自分の中での大きな経験は高校のサッカー部になります。

部の雰囲気は決して緩くはないもののとにかく自由でした。練習や戦術はほとんど選手に任せられていました。また、練習の初めには一人一人が今日の目標を叫ぶという習慣がありました。自分達が実現したいことを考えてアウトプットし、実行していくことを大事にしていたチームだったのです。

指導者やキャプテンだけでなくチーム全員でボトムアップ的に話し合うことで、方向性を決めて目標に進んでいくという組織に居心地の良さを感じました。

結果としても約10年ぶりに地区大会を突破し都大会まで進むという快挙を成し遂げました。個人を尊重しつつ組織全体でまとまりをもって成果を出す組織像の解像度が高校の部活動を通して高まりました。

3.大学でのフットサルサークル立ち上げ

最後の経験としては大学でのフットサルサークルの立ち上げになります。

元々は体育会の部活に所属していたのですが、年功序列や多くの無駄な慣習に嫌気がさしたのと他にイケてるサークルがなかったので自分で友人を何人か誘って立ち上げました。

サークル立ち上げの代表を務めることが今までの組織経験と違ったのは、自分で何もかも決めないといけないことです。今までは「体育祭で優勝」「都大会に出場」といった分かりやすい目標が示されていましたし、体育祭や部活の雰囲気は先輩方や先生によって既に築かれていました。それを今度は目標やコンセプトから一貫して決定しなくてはならないのです。

このような組織の根底となる部分を決定するのが本当に難しかったです。自分がイケてる、大事にしたいと言う部分はブラさずにその上で部員全員にとっていい組織にするためにみんなの意見を積極的に聞き入れました。活動を始めてから何度も目標やコンセプトを見直したり、目標を達成するためのマイルストーンを練っては修正したり、部員からの意見を受けてまた色々と考えたり、、と大変でした。

ただ、最終的に設立3年で部員80名、そして部員一人一人が楽しいと思ってもらえるようなサークルにすることができました!高校までの経験で見つけた理想の組織、個人個人が最大限楽しみつつ全体としてもまとまっている組織を作ることを達成できたのです。

長々と自分の過去の話をしてきましたが、この三つの経験を通して「個々の自己実現と組織全体の成果が最大限となること」が自分にとってものすごく大事な価値観として言語化されました。

カッコつけずに表すと「WIN -WIN」という言葉が僕は好きです。

個人が楽しく生き生きとすることで組織全体も良くなる。これが中学の体育祭、高校の部活、大学のサークルの共通点であり自分が大事にする世界観です。

なぜ、UNICORNに入社を決めたのか

ここからは、なぜUNICORNへの入社を決めたのかを話していければと思います。

結論、自分の価値観という物差しで計ったときにUNICORNが一番理想的な選択だと感じたからです。これまでなが〜く自分の過去の話をしてきましたがやっとここでUNICORNとリンクします。

では、具体的に自分とUNICORNの価値観の共通点(あくまで個人的に感じているもの)を列挙していきます。

1.個人が最大限のパフォーマンスを発揮できる環境と社風

UNICORNは会社の規模で見ると、まだ社員は数十名のスタートアップ企業のようですが、アドウェイズの子会社という位置付けになっています。そのため、会社の設備、社内システムや福利厚生は親会社のアドウェイズと共通のものとなっており、諸々が属人的ではなく整理されています。

また、就活していた時も非常にフラットな組織と聞いていましたが実際に入社したら想像以上でした。

疑問があればすぐに聞ける仕組みが業務上であることに加えて、社長のやましょーさんや取締役の井上さんなどの先輩社員とも気兼ねなくコミュニケーションが取れます。

心理的安全性というワードをよく聞く昨今ですが、なんでも聞いていいという安心感があるので特にわからないことが多い新卒からすると効率よく物事を吸収できると思っています。誰かの考えを頭ごなしに否定しないという文化があり、立場に関わらず建設的な議論をしようという文化も非常に感じます。

2.「本当に意味ある広告を配信する」という全社員共通の信念

デジタル広告の特徴の一つが「結果が数字で可視化されること」です。

これはメリットでもあるのですがデメリットにもなります。とにかく数字さえ出せばいいとも捉えられないからです。実際にスマホ上で興味もないし広告が表示されてタップしていないのに広告の商材のページに飛ばされたという経験は少なくはないと思います。このようにしてクリック数を稼いで成果が上がっているように見せていることがあるのです。

こうした現状をUNICONRは問題視していて、本当にクライアントの事業成長に繋がる広告を配信していきたいという考えが根強く共有されています。そして、クライアントにとってもユーザーにとってもWinWinな世界を築こうとしているのです。

このように①個人が最大限自己実現できる組織でありながら②組織が一つの信念に向かって社会的に大きなミッションに挑戦している、さらにそのミッションも自分が強く共感できている──なので、今僕はUNICORNにいて、これからのUNICORNを築いていくのに貢献していきたいと強く思っているのです。

最終的な意思決定権は自分にある

以上が僕の価値観・考え方とUNICON入社に至った理由となります。

僕は非常に納得感高くUNICORNへの入社する意思決定をしています。現時点では他のどんな超有名企業に入社するという選択肢よりも良かったと思っています。その要因はしっかりと”自分の”価値観を言語化できたことに尽きると思っています。

就活しているとさまざまな人がいて、色々なことを言ってきます。僕もブレることが多々ありました。しかし、惑わされて自分を見失ってはいけないと思います。色々な人の話を聞くことは大事です。

僕も多くの人にお世話になりました。でも、最終的な意思決定権は自分にあります。他人の言葉はあくまで自分が意思決定するための材料の一つです。

一番大事なことは自分自身の心や思考をなるべく言語化し、物事を判断することだと思っています。無理矢理自分を納得させるのではなく素直な自分を見つけて従ってみてはどうでしょうか?

僕自身、これからも常に思考と言語化をやめず素直に愚直に頑張っていきます。今回noteを執筆したことも非常に良い言語化と思考の整理の機会となりましたね(笑)

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!


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