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世の中に価値を生む方法はたくさんあった。それに気づかせてくれた社会人生活について -野際大輔-

昔はわからなかったけど、経験を積んだ今ならわかる──

そういう体験は誰にだってあることでしょう。

UNICORNで働く野際大輔も、そのひとり。大学生の頃に開発したゲームが思うように世間に拡まらず、悔しい思いをしたけれど、今になってその理由がわかったそうです。

幼い頃からクリエイターを目指した彼が、なぜ今もUNICORNで働いているのか。本人の口で語っていただきました。


クリエイターになる夢を叶えるために

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“子どもの頃の体験は、その後の人生に大きく影響する”。

この定説が本当なのか否かはわかりませんが、僕にとってそれは、自分の夢を描くこととなった大きな起因の一つです。

小学生の頃は、クラスの中心で周りをワイワイ盛り上げるような子どもではありませんでした。しかし図工や美術の教科の時、自分が作ったものによってその場が賑やかになったことは、記憶に鮮明に残っています。

些細だと思われるかもしれませんが、僕にとってはそんな体験が、クリエイターを目指すきっかけになったのでした。

そうしてその後は周りの友人たちに楽しんでもらえるよう、漫画を描いてみたり、ホームページを作ったり、ゲームや音楽を作るなど、さまざまなことに挑戦をしていくこととなります(今考えると貪欲ですね)。

大学生になり、就職先はゲームクリエイターに絞って考えることに。趣味で作っていたゲームが友人たちから良い評価をもらっていたので、仕事としてきちんと取り組んでいきたいと考えたのでした。

無事に、とあるゲーム制作会社から内定をもらい、僕は小さな頃から憧れだったクリエイターになるという目標を叶えようとしていました。ただ、ここで大きな事件が起こります。

内定先の会社が、入社直前に事業撤退することになったのです。

とてもビックリしたことに加え、4月からどのように過ごしていこうかと不安になったことを覚えています。しかし、その会社からはすぐに電話がきて、丁寧にこう伝えられました。

「親会社である、株式会社アドウェイズにどうか入社していただけないでしょうか」と。

なぜ、ゲーム会社ではないUNICORNで仕事を続けているのか

どうしようかと迷った末に、僕はアドウェイズに入社をすることに決めました。理由は至極簡単。就活をリスタートすることは大きなリスクがあることと、大学のゼミの先輩や同級生もアドウェイズに入社をしていた(決めていた)ので、親近感があったのです。

そして、新卒入社をした2014年から現在に至るまで、僕は一度も転職活動を行わずにここまで続けてくることができました(UNICORNは異動です)。

1年目に主催で行った自宅勉強会の様子

▲一年目の頃、同期を集めて自宅で開催した勉強会の様子

なぜ、ゲーム会社ではないのに働き続けていられるのか、不思議だと思う方もいることでしょう。

それには、れっきとした理由があります。それはこの会社での仕事が、自分の将来にとってすごくプラスになると日々感じているからです。

前述したように、学生の頃に開発したゲームを友人にプレイしたもらった際、良い評価をもらったことがありました。しかし、そのゲームはパブリックな場所ではほとんど評価を得られず、世間に拡まることもなかったのです。

その理由を当時の自分はわかっていなかったのですが、アドウェイズ、そしてUNICORNで働いていくうちに、理由が鮮明になってきたのでした。それは、きちんとしたマーケティングを行えていなかったから。

ですから、インターネットを駆使したマーケティング事業に関わることができている環境は、将来の自分の目標を叶えるにあたり、大きな価値があるのではないかと思ったのです。

与えられた仕事をこなすことから、課題解決の視点を持つように

現在、僕はUNICORNにおいて、広告を見ているユーザーの属性を識別し、次の広告配信に役立てるロジックの開発を担当しています。

また最近は自分が携わっている仕事の“範囲外”にも興味を持ち、例えばクライアントがどのような課題を持っているかという点などに着目するようになりました。

昔、自分が作ったゲームがうまく広がらなかった実体験。そして毎日のようにたくさんSlackに流れてくるクライアントの悩み。その二つを照らし合わせてみると、ほとんど自身が抱えていた悩みと同じだったということに気づいたのです。

入社当時は、与えられた案件に対し、どのように開発をするのか、実装をするのかだけを考えて仕事をしていました。しかし現在は、前述したようなことに気づいたため、課題そのものの理由を見つけ、世の中に価値を生むことが、クライアントからの依頼に応える最適な方法だと考えるようになっています。

今後もこのような考え方を持ち続け、またさらにマーケティングの課題に対して明確に答えが出せる、解決するための仕組みを提供できる人間になりたいと感じています。

リモートワーク後の仕事風景

▲リモートワークに移行した現在の仕事風景

もちろん、ゲームを開発する夢を諦めたわけではありません。

この会社で学んできたことをフルで活かし、自分が作ったものによって人の価値観を変えていけるような、人生に少しでも影響を与えるような、そんなゲームを作りたい。まだまだ先だとは思いますが、ぜひご期待いただければ幸いです。

P.S.
ちなみにどんなゲームが好きなのかとよく聞かれるのですが、強いて言うなれば「UNDERTALE」というゲームに僕は心を揺さぶられています。

このゲームのコンセプトは、"誰も死ななくていいやさしいRPG"。プレイヤーの選択によって、ストーリーが変わっていくんです。未プレイの方はぜひ!


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