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【資料】 Apple Search Adsの自動最適化エンジン by UNICORN

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弊社では全自動マーケティングプラットフォーム『UNICORN』の開発、提供を行っております。

サービス提供当初は、Display面への配信を行うプラットフォームとしてスタートしたUNICORNでしたが、そこで培った全自動運用の仕組みと最適化のアルゴリズムを活かし、Apple Search Ads への配信・運用にも活用すべく応用させたものが「Apple Search Ads の自動最適化エンジン」となります。

本記事では、そのApple Search Ads の自動最適化エンジンの概要をご紹介させて頂きます。

まずは、Apple Search Ads について、簡単におさらいしましょう。

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「新しいアプリを探したい」 「役立つアプリをダウンロードしたい」などのモチベーションを持つユーザーに対して、検索画面の最上部に分かり易い形で広告が配信される仕組みがApple Search Ads です。

Apple Search Ads はその名の通り検索型広告であり、且つPull型(*1)の広告です。他のSNS広告やアドネットワークとは少し位置づけが違う広告メニューとなりますが、それらと組み合わせることで複合的にユーザー獲得を最大化できるため、現在のアプリマーケティングの中心メニューの1つとなっています。

(*1. Pull型広告: 特定の目的意識やニーズを持ったユーザーを対象に、自社の商品に引き寄せるための広告。反対はPush型広告)

今後の必須メニューとも言っても過言ではないApple Search Adsですが、効率よく活用するためには実施に必要な基本的な設定に加えて、日々の運用の努力が必要となります。

基本的な設定
・ キャンペーン構成の設計
・ キャンペーン / アドグループの設定
・ キーワードの選定 / 設定

最大化のための努力
・ キーワード別の入札調整
・ キーワードのマッチタイプ(完全一致 / 部分一致)に応じた入札単価設定
・ 新しいキーワードの探索 / 追加
・ ユーザーセグメントに応じたキーワード設定 / 入札調整

自社アプリのターゲットとなるユーザーが検索するであろうキーワードを選定し、目標の獲得単価に応じた適切な入札/落札単価を設定。その後の実際の効果に応じて随時入札を調整していかなければなりません。

できるだけ多くのユーザーの目に自社アプリを触れさせるためには、その分の多くのキーワードで配信する必要がありますが、キーワードが増えれば増えるほどそのキーワードの管理も大変になってきます。

そこでUNICORNでは、キーワードのピックアップから日々の入札調整という運用作業を、自動化させるシステムを開発致しました。

設定した目標単価で獲得ができるように、キーワード毎の適切な入札単価を計算し、随時自動で入札調整を行います。

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また、UNICORNでは単純なキーワード毎の入札調整ではなく、「ユーザー属性xキーワード」の組み合わせに応じた適正単価を計算し、より細かい粒度での調整と最適化を行っています。

Apple Search Ads は、年齢、性別、対象アプリのインストールの有無などのユーザーのセグメントデータを保持しているため、それを活用した細かい配信と最適化を行っていますが、その組み合わせは何十万通りにも及びます。

なぜ、ここまで細かい調整を行う必要があるのか。それは同じキーワードであっても、年齢や性別、過去のインストール履歴などによってそれぞれ反応が違い、より良い効果を出すためにはこの粒度での調整が必要であると私たちは考えているためです

対象アプリの「ユーザー属性 x キーワード」の組み合わせをベースに、反応の良し悪しを図り、それに応じて入札の強弱の調整を行います。そうすることで、ユーザーへの露出を最大限確保しながら全体的なCTRとCVRを上げ、ユーザー獲得のボリューム確保と効率性向上を両立させる事が可能と考えています。

ただし、この運用方法は、人力では到底扱い切れない大量のデータを用いて配信をすることになります。そのため、従来の手作業の運用では実現不可能ですが、UNICORNでは私たちがこれまで培ってきた機械学習と独自のアルゴリズムにより、この方法による日々の最適化運用の自動化を実現しています。

当初は人力で運用していたApple Search Ads キャンペーンを、この自動最適化エンジンでの配信・運用に切り替えたことで効率が上がり、現在は配信規模も拡大できている事例が増えてきております。

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マーケターが行う運用や調整の業務をできるだけ削減し、よりクリエイティブな業務に集中できるようにすることが、UNICORNのコンセプトの1つ。Apple Search Ads での取り組みにおいても、そのコンセプトが実現できていると考えています。

また、単純に運用リソースを削減するだけではなく、機械の長所である大量データの分析・予測を活かして、より良いパフォーマンスを実現することで、Apple Search Ads という広告メニューが本来持つポテンシャルを最大限引き出すことを目指しています。

そして、私たちはApple Search Adsにおける最適化エンジンの提供も行っております。本記事をお読みいただき、もし少しでもご興味をお持ち頂いた方、もう少し詳しい話を聞いてみたいと思って頂いた方がいらっしゃいましたら、お気軽に以下よりお問い合わせください。

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