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「夢は叶う」と日本のアニメが教えてくれた ─ UNICORNで見つけた自分の強みを活かせる場所。- Tan Chokuan -

UNICORNは2019年より、グループ会社である株式会社アドウェイズと共同で、ブランド広告主(グローバルに展開している大手企業)向けの広告運用事業に取り組んでいます。

着手してから約3年が経過し、チームの規模や事業領域は大きく拡大。現在は多数のブランド広告主さまのインターネットマーケティング事業を支援させていただくこととなりました。

今回フォーカスするのは、このチームで広告運用に取り組んでいる、 Tan Chokuan(タン チョクアン)。

2015年にマレーシアから来日した彼女は、どのような経緯でアドウェイズに入社し、そして現在の仕事である「広告運用業務」に向き合っているのでしょうか。自身のキャリアを振り返りながら、仕事への向き合い方、価値観、そしてこれからの展望を探っていきます。


来日してから7年間、さまざまな業界で語学とカルチャーを学ぶ

はじめまして、アドウェイズのTanです。

現在は、アドウェイズ・ブランドマーケティングディビジョンにて、UNICORNのブランド広告領域事業の運用担当として仕事に取り組んでいます。

「日本で働き、日本で生活をしたい」。そう思ってマレーシアからこの国にやってきたのは約7年前。しかしその当時は、自分が広告事業に関わる仕事に取り組むことになるなんて、全く思ってもいませんでした。

「カードキャプターさくら」「地獄少女」「名探偵コナン」など、幼少期から日本のアニメを観て育ってきた自分にとって、日本は憧れの国。大学を卒業後、私はすぐに日本行きを決意し、東京の語学学校へ入学して日本語を学び始めました。

とはいえ、来日当時は日本語をほとんど話すことはできず、また、文化の違いや新しい環境に慣れることにも苦労し、時にはくじけそうになったこともありました。(最初は「ひらがな」と「カタカナ」しか書けなかったんです)

ただ、運が良かったのは、語学学校に通いながらアルバイトをすることができたこと。しかも、自分がマレーシアにいた頃から好きだった、日本のアパレルブランドの販売スタッフとして働くことになったんです。もちろん楽しく仕事に取り組むことができましたし、なおかつお客様やスタッフとコミュニケーションを取ることで、めきめきと語学が上達していったことを覚えています。

その後は、就労ビザを取るためにも、別の会社に就職することになりました。この時は、自分の強みを生かすことが仕事につながると考え、英語を喋ることができるスキルを生かし、民泊サービスのカスタマーサポートの企業に就職。約2年間勤務を続け、徐々に日本の文化や生活に慣れていったのでした。

▲大好きなアパレルのイベントに参加したときの一枚(前段右から2番目)

「好き」を仕事にするためにピクシブへ

そうした中、私は「そろそろ別の業界の仕事にもチャレンジをしてみたい」と考えるようになります。もともと私が日本に興味を持ったきっかけは、アニメや漫画などの、ジャパニーズカルチャーです。せっかく日本で暮らしているならば、それらに関わる仕事に取り組んでみたい。自分の好きなことを仕事にしたい。これまでの「とにかく働かなきゃ」という視点から、考え方を変えていったのです。

そうして就職活動を重ねていき、ありがたいことに「ピクシブ株式会社」という企業に就職をすることができました。この会社は、イラストコミュニケーションサービスを提供する会員制ウェブサイト「pixiv」とその関連サービスを運営しているのですが、私は日本に住む以前からこれらのサービスを利用していたため、仕事として携わることができることに、とても嬉しく感じたことを覚えています。

そしてピクシブでの私の担当は、純広告(※)のセールス業務でした。つまり、広告の仕事に初めて触れたのが、このタイミングだったんです。

もちろん、業界は未経験者だったため、覚えなくてはならないことがとても多く、専門用語だらけで最初はとても大変でした。しかし、それ以上に広告に関わる仕事は楽しく、やりがいもたくさんありました。

そうして気がつけば、私はやる気に火がついてしまったのか「純広告以外の他の広告事業にも携わってみたい。広告を専門としている企業で働いてみたい」と思うようになっていったんです。

まさか、日本でやりたいことが新たに見つかるとは思いもしませんでしたが、そのことを考え始めてすぐ、私は約3年働いたピクシブから転職をし、アドウェイズに入社をすることになったのでした。

(※)純広告:特定のメディア(媒体)の広告枠を買い取り、広告を表示させる配信方法

日本のアニメが教えてくれた「夢の叶え方」

私はよく、周りの同僚や友人から「日本語を短期間で覚えられてすごいね」「未経験の仕事に対してハードルは感じないの?」などと言われることがあります。確かに自分でも「一体どこからやる気が出てくるんだろう」と思うほど、当時は一心不乱に仕事や勉強に打ち込んでいました。

ただ、改めて考えてみると、この自分の性格は、日本の「アニメ文化」に影響されていると思っているんです。

例えば「けいおん!」というアニメがあります。このアニメは、廃部寸前の軽音部でガールズバンドを結成した女子高生たちの日常を描く物語なのですが、私はこの作品を観て、自分の好きなものを探し、夢を見つけることの楽しさや、そしてその夢は勇気を出せば、叶えることもできるということを知ったんです。

もちろん「けいおん!」以外の作品でも、日本のアニメにはそういった内容のものが多く、さまざまストーリーが私の心に残っています。

「やりたい」という気持ちさえあれば、夢は叶う。今後もこの信念を心に宿し、ひたむきに仕事に取り組んでいきたいと思っています。

“英語”と“コミュニケーション”という自分の強みを活かせる場所

ピクシブから転職を決意した際、私はいくつかの企業の面接を受けました。なぜその際、アドウェイズを選んだのかというと、ここには大きな理由があります。

それは、初めて自分の英語力をコミュニケーション含めて評価し、向き合ってくれたから。

これまでの転職活動では、英語力はTOEICの点数のみで評価されていました。しかしアドウェイズの面接では、ただ点数を確認するのではなく、英語を利用したコミュニケーションが取れるかどうかを実際にテストしてもらい、具体的に仕事に生かすことができるのか否かの判断をしてもらったんです。

せっかくならば、自分のスキルを生かすことができる企業で働きたい。海外出身者の人たちが多い職場なら、早くから溶け込みやすそう。そう思っていた私にとって、アドウェイズのそういった環境はとてもマッチしていると感じられました。

実際に働き始めてからも、その直感は外れておらず、特に担当役員の野田さんは、海外で何年も働かれており、英語も中国語も万能な「すごい人」だったんです。

私が働くチームはそんな野田さんが作った事業部なので、メンバーのみんなは海外出身者が持つ文化をきちんと汲み取ってくれ、またお互いに言いたいことをきちんと伝えていく環境が構築されていました。

そのため、余計な心配をしたり、不安になったりすることがとても少なく、私にとってはとても働きやすい環境です。そのことだけでも、この会社で働けて良かったなと感じています。

UNICORNについて。そしてこれからの働き方

私は現在、アドウェイズ・ブランドマーケティングディビジョンにて、UNICORNのブランド広告領域事業の運用担当として仕事に取り組んでいます。

なお、運用業務ということもあり、UNICORNの開発チームと一緒に仕事をすることが多いのですが、驚くのは皆さんのスキルが本当に高いことです。

特にUNICORNがローンチした初期の頃から開発をされているメンバーの皆さんは、UNICORNと一緒に経験を積んできている方々。そして、そんな技術力の高い皆さんが、私の意見にもきちんと耳を傾けてくれる……。こういった柔軟な働き方をさせてくれる点は、業務の上でとてもありがたく、また私も皆さんと共に成長をしていきたいと強く感じさせてくれます。

そしてこれからも自分の培ってきた信念を曲げずに、新しいことをどんどん吸収することができれば、アドウェイズやUNICORNとしての大きな価値を世の中に届けていくことができる。それがこのチームでは絶対に叶えられると感じています。

ちなみに個人的な夢は、広告業界のことを「全部」知っている人になりたいんです。全部はちょっとおおげさかもしれないけど、とにかく詳しい人になることができて、いろんな仕事を任せてもらえるようになれれば嬉しいですね。

これからも日本で働きつづけ、その夢を叶えていきたいと思っています。


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