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壁にぶつかりながら自分自身をアップデートしてきた。UNICORNで働いて感じる自身の変化について -古川直樹-

小学生の頃に初めてパソコンに触れ、プログラマーを目指して工業高校に入学。大学・大学院でもプログラミングを学び、新卒でアドウェイズに入社──。

一見、順風満帆なキャリアを歩んできたようにも見えますが「決してそうではなかった」とUNICORNのエンジニア・古川直樹は話します。

社会人生活を歩む中、さまざまな壁に当たり、その都度彼はどのように越えていったのか。本人の口で語っていただきました。

自分自身と向き合い続けたからこそ見えてきた”強み”

自分の”強み”や”弱み”を考えたことは、社会人であれば一度や二度はあることでしょう。就職活動での面接、上司との面談、期に一度の自己評価などで、その場面に出くわすのだと思います。

僕は、かれこれ10年ほどの社会人生活の中で何度も壁にぶつかり、その都度自分自身と向き合い、振り返りながら前に進んできました。

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▲新卒1年目(2013年秋)頃の写真

例えば、新卒でアドウェイズに入社をして1年目の頃、プログラムに対して大きな障害を生じさせるミスをしてしまったとき。それまでは趣味のように取り組んでいたプログラミングという仕事で、会社に補填を出すことになってしまいました。この出来事は、仕事にはどれだけの責任がついて回るものなのかを改めて考えさせられ、大きく反省をするきっかけとなりました。

2つめは、UNICORNにジョインをする1年ほど前の話。同僚と価値観の違いにより衝突をしてしまうことがありました。毎日、散歩をしながら自身に対して反省をしつつ、改善点を模索し続けました。

また当時の自分は、予想外なことが発生するとパニックになってしまったり、何事も完璧に作り込んでしまうようなところがありました。

そうした自分の性格を受け入れた上で、予想外の不具合などが発生しないよう開発を作り込んで日々備えたり、「なんのためにやるのか」にこだわり、「手段にこだわる」ことをなくすよう努力してみるなど、対策をとっていったのです。

このように壁にぶつかる度に突きつけられる弱みと向き合い、乗り越えてきました。その結果、自分の”強み”も見えてきたというのが正しいかもしれません。

辿り着いた“最新版の自分の強み”は「好奇心が旺盛で、やってみるまで否定しない」こと。

今までの動き方や経験を踏まえて考えると、どんな仕事でも趣味に対しても、僕は知的好奇心からスタートをしていました。そして、その知的好奇心から始まった仕事を続け、振り返れば得られたことがたくさんありました。

実際にどんなことを得られるかは、スタートした時はわかりませんでしたが、本当にさまざまな出来事のおかげで、自分のスタイルが固まっていったのは間違いありません。

はじめての”仕事”経験で得られたもの

現在はUNICORNにおいて、WEB周りのトラッキング業務を行っています。フルスタックエンジニアのような形で、フロントエンド・バックエンドにもこだわりを持たず、自分のできる範囲であればどのような仕事に対しても取り組むようにしています。

先ほどお話しした強みである”好奇心”がまさにここでも発揮されたように思います。

小学生の時、自宅にあったPC-9821を用いてゲームを遊び、この大きな箱があればシステムが作れると気づいてからは、どんどんプログラミングにのめり込んでいった。工業高校に入学してからも、大学・大学院に進学してからも、プログラミングを学び続けていく……。

要するに、自分でモノを作ることが本当に面白かったんです。知的好奇心だけで物事を進められる性格なので、プログラミングはすごく楽しかったんですよね。

そんな中、大学院に入ってからすぐ、とあるスタートアップ企業の手伝いをすることになりました。

新進気鋭のクリエイターが作品を出品し、インターネットを通じてコミュニケーションを発展させる……。そういったサービスを開発できることは、学びも多そうであり、とても楽しそうだなと感じたのです。

スタートアップということもあり、数少ない人員で事業を回さなくてはならないため、フロントエンド・バックエンドに分かれて業務は行わず、とにかく全員でサービスを完成させようと努力をしていました。

独学で学びながらバックエンドに取り組み、フロントの改修が必要な際はすぐにタスクを詰め込み……。今考えてみると、まだまだスキル不足だったとは思いますが、とても良い経験ができたと思っています。はじめての“仕事”という場で、ひとつの役割だけにこだわらず様々な経験を積めたことは、現在UNICORNで取り組んでいる業務にも繋がっているのかもしれません。

凝り固まっていた自分を変えるため

一つの会社にいればいるほど、自分の考えが凝り固まってしまう。

これはよく言われている話ではありますが、自分にも当てはまっていたのかもしれません。

当時のUNICORNには、本社ほど細かい管理体制はなく、かわりにスピード重視で物事を進め、 トラブルがあったらその場で調整して解決するという大胆さを持っている印象がありました。

僕は異動をするに当たり、当初はこの文化の違いに適応できるのか不安を覚えました。これまで積み上げてきた自分のスタイルから、UNICORNのスタイルに変えなくてはならない。正直な話、メンバーに付いていけるかが怖かったのです

ただ、自分の強み”は「好奇心が旺盛で、やってみるまで否定しない」こと。

どんなに不安でも、わからなくても、乗り越えた先に何かしら得られる物があるかもしれない。やってみたらなんとかできるかもしれない。数年後はどんな壁でも、対処できる自分になっているかもしれない。「ここでチャレンジをしない自分の何が“好奇心旺盛”だ!」と奮起し、異動をすること決意したのでした。

ジョインをした当初は戸惑いや壁にぶつかることはありましたが、その度に自分の問題と捉えて時間をかけて考え方を変えて乗り越えてきました。

現在はどんな仕事でも“学びになる”と信じられ、ストレスも少なく業務に取り組むことができています。そして、過去の自分の考えは、少し凝り固まっていたのかもしれない、とも感じています。

現状に満足せず、今後もチャレンジを続けたい。壁にぶつかってもまた振り返って自分自身をアップデートしていく。今後もこの仕事を続けていき、メンバーから頼られる存在になっていきたい。

今は強く、そう感じています。


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