こんにちは。UNICORNブランドマーケティングチームの海老名です。

読者の皆様は、インターネット広告にどんなイメージを持っていますか？

広告業界の私たちからすると少し悲しいことではありますが、現状は広告にネガティブな印象を持っているユーザーの方が多くなってしまっているのが実情です。

（※）日本インタラクティブ広告協会（JIAA）が発表した「2019年インターネット広告に関するユーザー意識調査」によると、ユーザーの85%が「インターネット広告への情報活用に不安を感じている」と回答し、半数以上が「広告表示のされ方に対して嫌悪感を抱いている」と回答したそうです。

これは、競争入札により戦場と化したオンライン広告市場において、広告表示回数やクリック数といった指標が独り歩きしてしまい、広告を目にするユーザーのことを考えられていないことが原因です。

しかしながら、心を動かされるような、何か気づきが得られるような、素敵な広告も沢山存在しています。
皆様も、素敵な広告に出会えたからこそ、そのサービスやモノの存在を知り、興味を持ったことがあるのではないでしょうか。

広告は、それを見た人々に新しい気づきを与え、人々の可能性を広げることができます。

広告が本来持つ力を、もっともっと引き出したい。
価値のある情報を、広告で届けたい。

そんな思いで私たちUNICORNは、みんなのためになる広告プロジェクトをはじめました。

「みんなのためになる広告」って？

みんなのためになる広告プロジェクトとは、ユーザーの誰が受け取ってもメリットのある情報を、広告クリエイティブにして配信するプロジェクトです。

今回私たちが選んだテーマは、SDGs。

2015年9月、ニューヨークの国連本部で国連サミットが開催され、「我々の世界を変革する：持続可能な開発のための2030アジェンダ」が、加盟国の全会一致で採択されました。2030年までに、持続可能なより良い世界を実現するための、世界の行動計画です。

SDGsとは、この「2030アジェンダ」内で掲げられている具体的な目標のことで、貧困や飢餓、ジェンダー平等、気候変動など、地球規模の様々な課題に対する17のゴールと169のターゲットが設定されています。

しかし、ケイティケイ株式会社が男女500人に実施したインターネット調査によると、SDGsの全ての内容を理解しているのはおよそ4％にすぎず、多くのユーザーがSDGsについて機会があれば学びたいと答えています。

そこで、私たちは、UNICORNの強みであるインタラクティブアドの仕組みを用いて、「SDGsひとことアド」を配信することにしました。

インタラクティブアドで配信最適化

今回の取り組みでは、下記のような、SDGsに関するTipsを広告で配信し、広告に対するユーザーの反応データを貯めていきます。

ユーザーがバナー上で、「知っていた・やっている」「知らなかった」「やってみる」どれかをボタンをタップすると、特設サイトへの遷移ボタンが表示され、サイトに飛ぶことができます。

特設サイトでは、ユーザーが広告に対してどのような反応をしたのかというデータを蓄積し、「みんなの反応」として、サイト上で結果を表示します。

UNICORNは、このようなユーザーの広告への能動的な反応をデータとして蓄積し、マーケティング施策に活用することができます。また、溜まったデータを元に、広告配信の最適化も可能です。例えば、「知らなかった」と答えたユーザーへの広告配信を最大化できるように、配信最適化が可能です。

こちらから配信中のクリエイティブをみることができるので、ぜひバナー上でボタンをタップした上で、特設サイトをのぞいてみてください。

「みんなのためになる広告」の今後

つい先日配信を始めたばかりの「SDGsひとことアド」ですが、まずは、SDGsのゴール1〜3についてのTipsバナーを配信し、ユーザーの反応データを貯めていきます。ゴール4〜17についてのTipsバナーについても順次配信予定です。

溜まったデータも特設サイトに反映していきますので、皆様も、UNICORNのSDGsバナーに出会ったら、サイトをのぞいてみてください。

UNICORNでは今後も、SDGsに限らず様々なテーマで、「みんなのためになる広告」を配信していきます。広告をみる人々に気づきを与えていくことで、人々の可能性を広げていきたいと、そう考えています。また、私たちの取り組みによって、少しでも広告業界に良い影響を与えることができればと思っております。

少しでもこの取り組みや、UNICORNにご興味があれば、ぜひお問合せください。