はじめて本格的な新卒採用に取り組んだUNICORNの成果と気づきを全公開します
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はじめて本格的な新卒採用に取り組んだUNICORNの成果と気づきを全公開します

1.まだ30名ほどの小さな会社がなぜ新卒採用をはじめたのか?

こんにちは。UNICORN取締役の井上です。

私たちUNICORNはこれからのデジタルマーケティングを形作っていくプラットフォームを運営している会社です。2013年に設立したアドウェイズグループの子会社で、現在は正社員で約30名と、まだまだ小さなチームで動いています。

そんな我々が、どうして本格的に新卒採用に挑戦しようと思ったのか?

それはシンプルにいうと“さらなる成長可能性を広げるため”です。

決して、離職率から逆算した人員補充などといった理由ではなく、あくまでもより事業を成長させていくため、もっともっと一緒に働く優秀な仲間が必要だったのです。

では実際のところ、どのような成果を得られたのか?

ひとことでいうと、当初の2022年新卒“5名”という計画に対して、実績の内定承諾数は“11名”、と大きく上振れる結果となりました!!

正直僕らみたいな会社のことを知っている学生はいないと思っていたので、最初は1名採用できればいいなと思っていたくらいです(笑)

現在の社員が約30名なので、その3分の1の新卒が来年一気に入ってくることになります。

もちろん能力だけでなく、カルチャーにマッチする、価値観に共感してくれた人だったからこそ内定を出したということは言うまでもありません

この結果は、ひとえにプロジェクトに取り組んだチームの工夫と、向き合ってくれたメンバーの熱量によるものだと思っています。

本日は、社内でもシェアした新卒採用の振り返り資料を元に、はじめての新卒採用プロジェクトで成果を出すために行った工夫と気づきを全公開したいと思います。

2.マーケティング思考で取り組んだフェーズ毎の工夫

UNICORNで活躍できる人材要件としては大きく2つ。

1つは「自ら思考し、自ら働きかけられる」こと。もう1つが「バランス感覚を持っている」ことです。

コミュニケーションに否定を持ち込まないことでチームの可能性を広げられる、と考えています。

これらを満たした人材とどのように出会い、いかにUNICORNに興味を持ってもらって入社を決めてもらうか。そうした観点を持ちながら、我々が普段提供しているマーケティングの思考を採り入れながら採用プロセスの中身を設計していきました。

数値に関しても隠すほどのことでもないので全て公開しながら、各フェーズごとにどんなことを実践していったのか紹介していきたいと思います。

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 a.認知・リード獲得フェーズの工夫

まず、そもそもUNICORNが新卒採用をやっているということは学生に知ってもらえておらず、目に触れる機会がなかったため、3つの方法で認知・母数リード獲得を行いました。

1.人材会社からの個別紹介
新卒専門の人材仲介会社から、与件に合いそうな候補者を個別紹介いただく

◎メリット
マッチ度の高い候補者との接触可能性大
仲介会社経由で候補者の意向を確認可能
×デメリット
コストは少しお高め
工夫した点
仲介会社へ業務内容や事業内容を理解してもらうこと、人材要件をしっかり伝えること、選考結果のフィードバックを伝えて紹介してもらう人の解像度・精度を上げてもらうこと

2.イベント登壇
人材仲介会社が開催する採用イベントに参加。候補者向けに企業説明を行い、自社選考へ誘導

◎メリット
多数の学生と一気に面談できる可能性大
企業説明の訴求で興味ポイントをコントロール可能
×デメリット
実施にあたり工数がかかる
工夫した点
無名な会社なのでインパクト重視でいったこと。社長登壇、他の会社があまりやってなかったスライド画面の工夫や、価値観や事業に対する想いを重点的に展開


3.媒体掲載
人材仲介会社が運営する採用Webサイトへ広告掲載し、自社選考へ誘導

◎メリット
お手軽
多数のリード獲得の可能性
×デメリット
興味が薄い候補者が多い可能性

これら施策別に数字を振り返ると以下のようになります。青色が内定数、黒字が選考に参加してくれた母数となっています。

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 b.興味・理由づけフェーズの工夫

次に、興味・理由づけフェーズとして会社説明会・兼選考会のコンテンツについての工夫です。

こちらももちろん、すべてオンラインで実施しました。

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1.会社説明会
会社や事業説明だけではなく、ネット広告勉強会のようなコンテンツにすることで、就活生にとって業界研究・学習にもなるような体験を意識しました。また、学生からすると全くよくわからない会社でしかないよね、という客観的視点を元にどういうことを伝えると良いって思ってもらえるかという視点を大事にしました。

特に会社説明会は学生に対してインパクトを与えられる場です。外部イベント登壇と同様に「なんかこの会社すげーな」って思わせることを意識してスライドを作成しています。全体で10回以上やりましたが、反応見ながら3-4回アップデートかけていきました。

▼実際に使用した会社説明会資料をスピーカーデック上で公開しています


2.座談会
zoomのブレイクアウトルームを活用し、複数のグループ(就活生3〜6名:弊社メンバー1〜2名)に分かれて、少人数の座談会を開催しました。そうすることでなるべく一人当たりの質問機会を増やし、就活生が気になることを自由に聞いてもらうことで、働く社員の生の意見を伝えて、興味付けをしていきました。

3.グループディスカッション
こちらも複数のグループ(就活生3〜6名:弊社メンバー1〜2名)に分かれて、グループディスカッションを開催しました。

ちなみに実際の出したお題は

「何をいっても否定する人がチームにいたらどうしますか?」

これを見たとき、大抵の学生は10秒くらい固まっていましたね(笑)

他の企業だと数字で組み立てられるようなお題が多いと思いますが、世の中の常識にとらわれず、UNICORNらしいインパクトが得られるテーマをCEOのやましょーと一緒に考えて決めました。

答えのない問題に複数人で向き合う必要があるときの立ち回りかたを観察することで、当初設定した求める人物像であるバランス感覚と、自ら考えて自ら働きかけられそうな人材か、を判定しました。


4.Webテスト
一般的な計算問題とITのWEBテストを実施しました。厳しいラインを設けるというよりは、ひとつの参考値として活用したものです。

5.アンケート
意向度の確認や、フローの改善点を発見するためにアンケートを実施しました。
この結果は非常に興味深いものが多く、とても良い反応から辛辣なものまでありましたのでこちらも包み隠さずに公開したいと思います(笑)

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3.取り組みによって得られたもの

202104_2022新卒採用振り返り資料[シェア]

▲新卒採用に関わったプロジェクトメンバーたち

今回、はじめて新卒採用に取り組むにあたり、このようにたくさんの社員(総勢18名)に関わっていただきました。

そうした取り組みを通じて得られた気づきをまとめたいと思います。

・UNICORNは候補者と熱量を持って向き合えるチームだった!
アンケート結果や、選考過程の面談や内定者からの話を聞いて気づいたことですが、UNICORNメンバーは相対的にみて、候補者の話をよく聞いて寄り添った選考を行えていたと思います。

なぜなら、候補者からのフィードバックで「UNICORNは他の会社と比べて、話をよく聞いて深堀してくれる。向き合ってくれてる感がすごい」という言葉が多くありました。

これは僕ややましょーさんからそういった指示を出してるということは一切なく、メンバー1人1人が今後のUNICORNの成長のために、本気で未来の仲間集めに取り組んでくれたことの証だと思ってます。

結果的に、基本的には選考や面談を重ねることで候補者側はUNICORNに対してどんどん前向きになっていき、内定承諾率78%という高い数値結果を出すことができたのではないかと思います。

・採用活動の設計も魅力づけにつながる
代表自身の登壇や、説明会途中での社員の雑談、グループディスカッションのテーマですら魅力付けに繋がるということを改めて感じました。ひとつひとつを慎重に丁寧に創り上げることで学生からしたら無名で小さな会社でも魅力付けが可能だと思います。

・面接だけで互いを判断することの困難さ
当社に合いそう、優秀そう、活躍してくれそう!「◯◯っぽそう!」みたいなものは、実施した選考フローで判断できました。しかし、本当にお互いのマッチ度をはかるにはインターンなどを通して、具体的な成果物を一緒に生み出す取り組みをやった方が効率が良さそうだとも感じました。ここら辺はアップデートの余地がありそうです。

選考フローだけで僕らから伝えられることは限られてるということに気づいた反面、今回のnoteで展開しているキャリアストーリーなどオンラインコンテンツの威力が絶大だったと気づきました。

チームの声を外部に発信していくことは、会社の魅力づけや共感を得るために重要な打ち手の1つだと考えます。

4.今後の採用活動について/まとめ

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今回の採用活動を通じて、UNICORNメンバーが普段から取り組んでいるデジタルマーケティングの仕事で培われる視点が、採用活動でも活用できるという大きな自信にも繋がりました。

なぜなら、UNICORNでの仕事と採用活動、どちらもユーザーの視点を想像しながら物事を展開していく要素が似ていると考えるからです。

UNICORNでは普段からクライアントがターゲットとするユーザーが「どうやったら心を動かしてくれるのか?」ということを日々考えて活動しており、ユーザー視点を想像しながら物事を展開しております。

採用活動でも、自分達が「どうありたいか」「なぜやるのか」を考え、その上で「どういった人たちに」仲間になってもらいたいのか、そのためには「どのような採用方法」で、「どのようなメッセージ」「誰が」やらないといけないのか?などを考えて展開していき、さらに、実行中はプロセス全体を観察して、より良い方法へチューニングしていきます。

いかがでしょう?マーケティングや広告の仕事の経験がある人だったらピンとくるのではないでしょうか。

今後は、UNICORNとマッチしそうな人をバンバン採用していくのはもちろんそうですが、オンボーディングやチームエンゲージメントなどの仕組みを構築していき、チームの仕組みでUNICORNを成長させていけるように取り組んでいくつもりです。

採用して「はい終わり」ではなく、入社後、連続的に成果を生み出せるような環境を作っていくことが重要だと考えてます。個々人の特性を思いっきり発揮してみんなで成長していけるような、そんなチームにしていきたいと思ってます。

ここらへんに関しても少しずつではありますが既に動き始めてるので、機会がありましたら情報公開していきたいと思います。

最後にUNICORNでは新卒採用だけではなくキャリア採用も行なっております。(募集してる職種などは順次公開していきます!言語化まだできてない・・・というかここらへんも一緒にやってくれる人探してます!!)

デジタルマーケティングに関わるすべての⼈の可能性のために、今後もさまざまなことにチャレンジしていきますので引き続きご期待ください!


“すべては人の可能性のために。” UNICORNはこれからのデジタルマーケティングを形作っていくプラットフォームを運営している会社です。 ここでは私たちが信じている事業やチーム、そして業界の未来について私たち自身の言葉で綴っていきます。