教師の道からUNICORNへ。私はこれからも自分の幸せに向き合って生きていく。
はじめまして。UNICORN22新卒の「たい」と申します。
私は、インターンにも行ったことがないし、広告業界の知識も皆無だったし、「会社で働く」なんて、大学院1回生の冬まであまり考えたこともない人間でした。こんな私が、なぜUNICORNに入社したのかを、少しお話させていただけたらなと思います。UNICORNには、こういう人もいるんやなあ程度に、読んでいただけると嬉しいです。
今思えば、私は「視野狭窄」に陥っていた
就活を始める前、私の夢は「教師になること」、その中でも「海外の日本人学校の教師になること」でした。
なぜなら、私は教育が好きで、子どもが好きで、海外も好きで、未知の場所での挑戦がしたかったから。
大学4回生のとき一度、日本人学校の書類選考に挑戦しましたが、その時の私は中高の教員免許しか持っておらず、「小学校の教員免許がない」という理由で審査に通りませんでした。
私は、「日本人学校の教師になるには、小学校の教員免許が必要だ」と考え、大学卒業後に2年間かけて通信大学で小学校免許を取得することを決意しました。さらに、「その2年間があるならば、教育実習で指摘されたことについても学びを深めることができるのではないか」と考え、他大学だった教育大学の大学院に進学しました。
こうして2020年4月、ダブルスクール生活が始まりました。
学業中心の生活はそれなりに楽しかったです。学部生時代はよさこいチームでの活動に明け暮れ、学業をおざなりにしてしまっていましたが、こうして時間をかけて深く教育について学べるのが嬉しかったです。
ただ、今思えば私はこの時すでに「視野狭窄」に陥っていました。
「私には教師になる道しかない」と思い込んでいたのです。
そんな私に転機が訪れます。
教師から一転、就職活動へ
大学院では、研究のため市の中学校への実習があります。教育実習ではなく、「教員免許をもった院生」、つまり、一人の教師として行うものです。もちろん授業も受け持ちますし、その中で自分の研究テーマに沿った活動も行い、研究も進めていきます。コロナで実習開始日は遅れていましたが、9月から実習を開始することができました。
さらに私は、教師としての経験を積む方がいいだろうと、公立中学校の非常勤講師にも挑戦してみることにしました。教育現場は人手不足で、教育委員会に講師登録をしたその場で仕事を頂くことができ、10月から公立中学校で非常勤講師として働きはじめました。
コロナが一旦落ち着き、秋頃から一気に「先生」という立場でいろんな学校現場に出入りすることが多くなり、それなりに充実していました。「田井せんせー!」と笑顔で話しかけてくれる子どもたちはとにかく可愛かったし、何よりも、教育のより良い未来のため、そして目の前の愛しい子どもたちのために、自分の研究を進めていくことは本当に楽しかったです。
しかし、だんだん学校に行くたびに、職員室の扉を開けようとするたびに、なぜか息苦しさを感じるようになりました。子どもたちと会えるのはこんなにも嬉しくて楽しいのにどうしてだろうとたくさん考えました。
私がストレスを感じてしまっていた原因は、周囲の方々との価値観の違いや、自分が思い描いていた教育の理想とのギャップ、そのギャップを埋めることができない自分に対してでした。
もちろんこれは私自身が感じていたことであり、自分に合った学校組織のなかで、幸せに働かれている方もたくさんおられます。
そこで、私は気がつきました。
いくら教育が好きで、子どもが好きでも、働く環境が自分に合わないと
こんなに苦しいんだ。
私は、はっと目が覚めました。私が幸せに働くためには、「何をやるか」ではなく、「どんな組織で、どんな環境で、どんな価値観を持つ人とやるか」の方が、大切なんじゃないか?じゃあ、教師以外の仕事も見てみよう。
こうして私が「視野狭窄」から目覚めた時、もうすでにいろんな会社が本選考を開始していました。
4ヶ月でUNICORNに意思決定した理由
就活を始めると決めたものの、何からやればいいのかわからないし、インターンだって1DAYのやつでさえ行ったことがありませんでした。周りの院生は皆教師になる人ばかりだし、正直、研究や授業、レポートに追われ超忙しいし、、、私の就活は圧倒的に出遅れたスタートとなりました。
就活のやり方もわからないまま、とにかく20卒の友達に連絡したり、いろんな就活エージェント等に登録して、自己分析をみてもらったり、話を聞いたり聞いてもらったり、、
とにかくいろんな人に助けていただいて、就活開始後4ヶ月で、なんとかいくつかの内定をいただくことができました。その中の一つがUNICORNでした。
私がUNICORNに意思決定をした理由は、UNICORNの誠実さと、立場関係なく議論し合える組織文化です。
教師としての経験のなかで、「子どもたちのためには、より良い教育のためにはどうすればいいか」をたくさん考えましたが、勇気のない私は、職員室で何も意見を言うことができませんでした。もしかしたら誰とも議論できず、現状をもっと良くしていけないと、思い込んでしまっていたのかもしれません。
でもUNICORNでは、広告をみる人にとって本当に良い広告を作りたい、UNICORNと関わる全ての人々に誠実でいたい。そんな価値観が組織に浸透しています。
そして、そのような本質的な世界を目指すために、立場関係なく議論しあえる環境が当たり前のようにあります。このおかげで、入社して数ヶ月経ちましたが、ストレスを感じたことは一度もありません。
幸せになるために
このように、私は自分自身の価値観と合う環境で働ける会社に出会うことができました。UNICORNのおかげで私は今、幸せに働くことができています。
「やりたいこと・好きなこと」を大切にして生きる生き方はとても素敵です。でも、自分と価値観の合う環境に身をおくことは、もっと大切だと感じています。
自分の理想を追求し、幸せになるためにはどうしたら良いのか?その問いに、私はこれからもとことん向き合っていきたいなあと思います。
入社して数ヶ月、まだまだ未熟で周りの方々に助けられてばかりの日々ですが、関わる人々にきちんと価値提供できるように、自分自身も幸せに働き続けるために、これからも頑張ります。
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