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“開発をするだけの人間にはなりたくない” UNICORNのコアエンジニアの二人が考える「働く意義」とは - キョ&カイリン

UNICORNで働く社員一人ひとりにフォーカスを当て、どんなキャリアを経て、何を信じて働いているのかをそれぞれの言葉で語ってもらう「UNICORN Career Story」

第二回目に登場するのは、UNICORNの創業当時からのコアメンバーであるキョカイリンです。

彼らは元々、UNICORNの親会社である株式会社アドウェイズで開発に取り組んでいたエンジニア。二人がそれぞれ10年以上前に開発したプロダクトは、現在でもアドウェイズの主要サービスの一つとして利用されているほどです。

一度はアドウェイズグループを離れた二人が、なぜ復帰をしてUNICORNを開発しているのか。エンジニアとして働く意義、そしてUNICORNに求めるやりがいとは。ビジネスの関わり方とこれまでのキャリアを、対談形式で振り返ります。

上海拠点のエンジニアとしてアドウェイズに入社

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▲カイリン(Hailin Hu) / Top Platform Architect(左)
▲キョ (Xiaoyi Qu) / Top Platform Architect(右)

キョ:僕がアドウェイズに入ったのは、2007年、今から大体13年前になります。上海の子会社に入社をし、1年後の2008年に日本に来ました。その頃のアドウェイズは、いかにも“ザ・ベンチャー”といった会社で、いろいろなことにチャレンジできて、とても新鮮だったことを覚えています。カイリンさんはもっと早くからアドウェイズに入社していましたよね。

カイリン:そうですね。僕は2004年、上海のアドウェイズに新卒で入社をし、翌年に日本に来ました。当時はキョさんの言う通り、新規事業をたくさん開発していて、僕もAppDriver(スマ―トフォン向け広告配信サービス)の開発を任せてもらえるなど、とても刺激的でした。

キョ:でもその後、二人ともアドウェイズを一度退職したんですよね。

カイリン:会社が上場し、AppDriverが成功して、前に比べて開発のスピードが遅くなったように感じたんです。それで自分はその頃30歳手前だったのですが、果たしてこのままでいいのかという漠然した思いが込み上げてきて……。せっかくならば外に行ってみようと踏ん切り、転職をすることに決めたんです。それが2012年のことでした。

キョ:すごいエネルギッシュだったんですね。僕は、単純により高い待遇を外に求めて転職をしました(笑)でも、結局二人とも一年を経たずに戻ってきたという。

カイリン:そうですね(笑)

“やましょー”と一緒にビジネスをすれば成長できると思った

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▲2012年当時、スマートフォンチームで訪れたサンフランシスコ出張にて(写真右から2番目がキョ、左から2番目がやましょー)

キョ:最初にアドウェイズにいた後半は、やましょーさん(UNICORNのCEO)と仕事をする機会が増えたんですよ。それによってチャレンジできることもたくさん増えて。この人は信頼できそう、一緒に仕事をするのは楽しそうだと思っていたことを覚えています。

カイリン:自分は、転職に変化を求めて新天地に行ったのに、主にメンテナンス業務を任されてしまうなど、言うほど変化はなかったんですよね。刺激的な仕事が少なかった。それである時やましょーと話をする機会があって、“カイリン、また一緒に戦う時がきたぞ!”と誘われ、あっさり戻ることを決めました。

キョ:僕もやましょーさんがいなかったらアドウェイズに戻ってくることはなかったと思います。彼は昔から、“エンジニアの意見をアイデアに反映させて、一緒に開発をする”といった思想を持っていましたからね。そして、僕も“開発をするだけの人間で終わりたくはなくて、やっぱりビジネスを作りたい!”って思って。その頃は、受託ではなくて営業とエンジニアが一緒にビジネスを作ろう、みたいな動きを持っている会社は少なかったと思います。

カイリン:僕ら以外も、UNICORNのメンバーは基本的にやましょーから声をかけられて、自分で売り上げを作りたい、という想いを持って入社している人が多いのかもしれません。そしてやましょーはグループの中でも確実に地位を築き続けていて、それにより僕らの意見もしっかり聞いてくれるし、事業を絶対に成功させるという姿勢を持っていた。もちろんサービス自体を見る角度も違かったし、彼と一緒にやるのが一番成長できる。そして単純に面白いサービスを作れると思ったんですよね。

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▲やましょーが入社した2007年当時、彼の上司にあたる役職だったカイリン

UNICORNのはじまり。ただの開発者で終わりたくなかった。

キョ:確かアドウェイズとして新規の“アドプラットフォーム”を作るという話になった時、それをやましょーさんがメインで作ることになって、それで私たちに声がかかったのがUNICORNの始まりだったと思います。いける? と聞かれて、いけるよ!って答えたことを覚えています。

カイリン:それが2015年くらい……

キョ:そうですね。今思い返すと、開発当初は苦労しかなかったかも

カイリン:確かに。当時既にアドプラットフォームは業界では確立していて、これから同じようなことをやってもトップを取るのは難しいと誰もが思っていましたから。トラフィックを買って、クライアントの案件を配信するけど、買っているトラフィックは高いし手持ちの案件数も少ない。ロジックをどうするかも難しいし、経験も少なかった。

キョ:DSPは儲からないでしょ!なんでやるの?って思いましたね(笑)

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カイリン:だから開発当時は本当に赤字ばっかりで。当時はアドフラウドって言う言葉もないような時代だったので、いくらSSPとの接続を増やしていっても、大半が意味のないトラフィックだったんですよね。

キョ:うんうん、偽物サイトのトラフィックがたくさん飛んできていましたね。当時はデータサイエンティストもいなかったし、サービスの開発をしながらロジックも考えていた。そこから不正対策をし、気づいたら時間と費用がかかって。

カイリン:だから何をやるべきなのか、ずっと手探りの状態でしたよね。やってみてダメだった、を繰り返して。それで解決方法を見つけて……と。で、その原動力ってなんだったんだろうって思うと…

キョ:やましょーさんだよね。痺れるくらいの赤字を出していたけど、やましょーさんは全く諦めなかった。それで僕らも開発する側として、彼が諦めない限りはやり続けようと。多分、みんなそうだったんだと思う。サービス開始当初、目標の全体達成率は1%くらいだったから……。今こうして事業を成立させていることが信じられないくらいです。

カイリン:はい。彼は走り出したら止めることもできないし。そして僕らもさっき言ったように、“ただの開発者”では終わりたくなくて。一緒にプロダクトを創ることを成し遂げたかったんですよね。

営業もエンジニアも、全員が同じ視点を持つということ

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▲”自分たちで売上をつくっていきたい”と語るキョ

キョ:開発の面ではたくさんの苦労をしたけれど、UNICORNは昔から、営業もデータサイエンティストもエンジニアも、全員が“ビジネス”の視点を持っていると思います。

カイリン:はい。これは結構特殊なのかなと。

キョ:でもこの視点は本当に大事だと思っていて。開発をする際、システムとビジネスを理解していればコミュニケーションがしやすいし、同じところを目指して動けますから。UNICORNに新しいメンバーが入った時も、そういうスタンスを取っていきたいという話をやましょーさんと交わしているほどで。

チームのエンジニアに対しては、例えば“このタスクしかやる必要ないよ、これだけ見てればいいよ”といった受動的なスタンスを教えるのではなく、全体的にビジネスを理解し、その上で課題を探し、どう解決するべくかを考えながら開発してくださいという方法で、業務を行ってもらうようにしています。

カイリン:そうじゃないと“開発をするだけの人間”になってしまいますからね。

キョ:はい。やっぱり自分たちで売り上げを作っていかないと。

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カイリン:初期メンバーに至っては、当初から“事業を成功させる”という目的があるけど、新しく入った人も目指すところは結果的に一緒だと思います。やましょーと一緒にこのプロジェクトを成功させて、みんなの給料を上げる、というシンプルなこと。全員がそういう意識を持っているわけではないかもしれないけど、でもそういう視点はみんなに伝えています。だから任せられた仕事しかやらない人は、ちょっとやりにくいかもしれませんね。

技術力だけではない、UNICORNの強み

キョ:僕が思うにUNICORNの一番の強みは、体制がフラットであることだと思うんです。今はこの規模の売り上げを出しているのに、こんなに意思疎通がフラットに行えている組織はそんなにないのかなと。もちろん開発スピードも早いけど、それは、一人ひとりのスキルに比例する。でも意思決定のスピードは、チームの状態に比例していて、それにより個人のスキルを最大限引き出せるようになっていると思うんですよね。

そしてそんな体制でないと、優秀な人材が入ってこないし、仮に入ったとしても何も面白くないと思われるかもしれない。本質的な課題に対しても、フラットな環境だから考えられるんだと思います。

カイリン:確かにそうかもしれません。それで言うと、UNICORNは開発マネージャーが実際に開発を担当していることも強みだと思います。決定権を持ったマネージャーが開発も担当していれば、スムーズに業務を行えますから。

キョ:はい。あとはアドウェイズグループが掲げる“人と機械の共生”(人と機械の互いが得意なことを最大化させる仕組み)にも沿って動けていることも強みかも。もちろんUNICORNは、日本ではどこにも負けない技術力も持っていると思っていますけどね。

UNICORNと共に描く未来、信じる可能性

キョ:さっきも話題に出ましたが、僕はサービスをただ作るだけでは、極論“なんのために生きてるんだろう”と考えてしまうため、出来れば大きな未来を描いて、そのために頑張りたいんです。それで言うと今は“広告プラットフォーム”を開発していることもあり、世の中の広告におけるイメージを変えていきたい、という未来を持っています。

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ユーザーにとって必要ない情報を提供しているケースがあるから、どうしても広告のイメージが悪くなるのでしょう。だから開発を通して、”ユーザーが本当に欲しい情報”を提供し、社会的に意義のあるサービスを作りたいと思っています。UNICORNをそこまでもっていけたらすごくいいなと。

カイリン:それで言うと、僕は実現したい未来はそこまで思っていないかもしれません。今の事業を拡大したいし、あとはやましょーに褒めてもらいたい。

キョ:笑。

カイリン:自分がすごいと思っている人に、すごいと思われたいんですよ。これが僕が働く上で、大きなポイントかもしれません。

あと、広告に対して僕はそんなにネガティブな印象は持っていないんですよね。もともとテレビもインターネットも、広告があるからこそ、無料で見れるコンテンツやサービスがたくさんありますから。もちろん仕事をやるならば、社会的に正しく、貢献していきたいという意識は持っていますよ。

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キョ:可能性をつなげるという意味では、UNICORNはサービスがスケールしやすい事業ですよね。人員をそこまで増やさずとも、売上が数倍になるような。

カイリン:そうですね。結果的に5年前から比べて、人員は4倍しか増えていないのに、売上は400倍ですから。

キョ:はい。そしてもちろんさっき話したように苦労も多かったけど、それでもやっぱり信じていたものを叶えたい、自分たちで売り上げを作っていきたいという思いがあったからここまで来たのだと思います。これが他の会社だったら持っていなかったかもしれませんね。

カイリン:ええ。

キョ:今後もそういう意識を持って、僕らは頑張っていきたいと思っています。これからのUNICORNにも、さらに期待していて欲しいですね。


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