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原動力は、誰かの力になれること。会社の橋渡し役として事業を支えていきたい - 赤羽俊彦 -

UNICORNで働く社員一人ひとりにフォーカスを当て、どんなキャリアを経て、いま何を信じて働いているのかを、それぞれの言葉で語ってもらう「Career Story」。

今回登場するのは、UNICORNのシニアアドオプティマイゼーション コンサルタントとして働く、赤羽俊彦です。

大学を卒業後、求人広告の代理店に入社。アドネットワーク事業会社への転職を経て、UNICORNのグループ会社であるアドウェイズに入社。その後、大手キャリアグループのデジタルマーケティング会社に転職し、SSPや新規事業に従事し、約8年間勤務。現在はUNICORNにおいて、ASAやパブリッシャー担当として働いています。

一度は飛び出たアドウェイズグループから、再度UNICORNに戻ってきた理由とは。そして、インターネット業界で18年間働き続ける、彼の原動力とは。自身の言葉で今と昔を振り返っていきます。


前職で知った1.5列目という役割の大切さ

はじめまして。2022年11月にUNICORNに入社をした赤羽俊彦です。

このような機会をいただき、改めて考えてみると、自分は、新卒から今に至るまで、ずっと広告業界で働いてきました。数字にすると十数年。なかなかですね(笑)

なお、仕事を続けるモチベーションは、人それぞれだと思いますが、自分にとっての原動力は、同僚や先輩、チーム、会社など、誰かの力になれることです。

自分は先頭に立って、派手に仕事に取り組むよりも、影から支えていくのが好きなタイプ。言うなれば、“1.5列目で力を発揮できるタイプ。“0→1”を作るよりも、“2→10”を作る方が、得意だったりします。

前職から転職を行ったのも、そういった思いもあったからでした。

前職の大手キャリアグループのデジタルマーケティング会社では約8年間働いておりました。転籍や企業統合などもありましたが、主にSSP業務を担当し、基本は“アドテク領域”に向き合っておりました。

ただ、後半の2-3年間は、事業をリードする立場で働くことを会社から求められたため、数字目標に対するプレッシャーやメンバーのモチベーション維持など、さまざまな面で内心不安を抱きながら働く日々でした。

とはいえ、社会人生活の中でも、この会社には、一番長く在籍していました。不安な気持ちを抱きながらも、どうして長く働くことができたのか。その一番の理由が、当時の上司の存在です。

この上司は、業界知識も物事の考え方も、人との接し方的にもとても尊敬できる人。こういった人の支えになりたいと思いながら働くことで、自分も成長でき、気づけば8年も働いていました。

当時はまだ右も左もわからずプレイヤーとして顧客フォローを行なっていた時に、1.5列目という役割の大切さを学びました。それはたとえ駆け出しで知識や説得力がなくてもまずはすぐにレスポンスをし、親身になって対応すること。それがお客さんとの信頼を生み、やがて頼られる存在になるということ。

そしてこうした対応を通して聞いた悩みや反応を社内にフィードバックすることでプロダクトの改善につながるとても重要な役割だということを。

この姿勢は今でも大切にしており、常に頭に入れながら業務に取り組んでいます。

当たり前のことを、バカにしないで、ちゃんとする。


前職以外にも、社会人生活の経験の中では、多くのことを学んできました。

大学を卒業後、新卒で入社をした会社は、Web系の人材広告を手掛ける企業でした。この業界を志望した理由は、自分が携わった広告で、誰かの人生を変えられるかもしれない、そして、そんな仕事はとても面白そうだと思ったからです。

極度の人見知りな私にとっては、営業の仕事はなかなか苦痛でしたが、コミュニケーション力を養ったという意味では、とても価値のある5年間だったと考えています。でも、よく5年も働けたな、と今では思いますが…(笑)。

その後は、本格的にインターネット広告領域に興味が沸き始め、アドネットワークの会社に転職しました。プラットフォーマーとしてクライアントの声をプロダクトに反映することでより魅力的なサービスに仕上げたり、ちょうどガラケーからスマホへの移行期でとてもサバイバルな日々を過ごすことができました。

この会社でも知識、経験以外でも心に残っているフレーズがあります。

それは「ABC運動」です。

これは「A=当たり前のことを」「B=バカにしないで」「C=ちゃんとする」ことを意識づける言葉なのですが、先述した1.5列目の考え方と同じように、普段忘れがちですがとても大切な基本。忙しい時こそフレーズを思い出しています

そして、2014年頃には、UNICORNのグループ会社である、アドウェイズに入社をしました。

アドウェイズには、約1年半という短い間しか在籍していなかったのですが、そうとは思えないほど、充実した時間を過ごさせてもらいました。

基本的には運用と営業メンバーの間に入りプランニングや振り返り、予算拡大を行う業務を行なっていたのですが、この時にさまざまな案件に携わらせていただき、新規・既存案件問わず予算拡大に繋がったことが自信となり、この時に私の中でも1.5列目の思想みたいなものが芽生えていたのかもしれません。

ただ、当時は残業が多く…。30代でこの働き方はきついなと感じ、転職をすることになったのでした。このときは、まさか再度グループ会社に戻ってくるとは思いもしませんでしたね(笑)。

UNICORNに戻ってきたら、働き方が劇的に改善していた

アドウェイズ時代の仲間であり現UNICORNメンバーの太田との一枚

前職から転職をした理由は、これまでの広告業界の知見を活かせる会社に行きたい、という思いからです。もちろん会社としての成長性は求めていますが、その成長をさらに加速させたり、効率化できるためのサポートがしたいという思いがありました。

レールを敷くより、その上でもっと電車を早く走らせたり、未然に事故を防げるようにしたり、走行距離を伸ばしたり、そう言うことの方があっていたりします。

こうした思いを描いて候補先を探している中で、古巣で今も頑張っているアドウェイズメンバーや現UNICORNメンバーからも話を聞く機会がありました。

その中で、現在もUNICORNは加速度的に成長しており、純粋に楽しそうであるのと、これから新しく人もどんどん入ってくる第二フェーズの中で、私のこれまでの1.5列目やプロダクトや組織を2→10にしていく経験を活かせるのではないかと思い、転職を決意しました。

アドテクにおいては、不正などよくない意味で注目が集まってしまうことが過去ありましたが、私も以前から広告に対して正しく真摯に向き合いたいという気持ちを持っていました。この視点で考えた時に「あ、UNICORNの考え方そのものじゃん」となったのも理由の一つです。

また、アドウェイズグループとしてのワークライフバランスが、この数年で大きく変わっていたことも、背中を押してくれたことの一つです。残業も劇的に少なくなり、フレックス制度も導入。リモートも推奨され、以前とは大きく変化した印象です。

UNICORNの働き方もシステム化されており、社員も全員がプロ意識を持ち、専門性スキルが高く、プレイヤーとしても活躍している。自分も入社をすれば、さらに成長できるかもしれないと感じました。

会社の橋渡し役として恩返しできるように

UNICORNに入社をして、まだ4ヶ月ほど。今後は、たくさんのメンバーやクライアントの皆さんと関わりながら、自分の力で事業をわずかでも伸長させていければ嬉しいと考えています。

なお、働き始めてから少ししか経っておりませんが、UNICORNの組織としての伸び代が少し見えてきました。

UNICORNでは、ベテランメンバーを筆頭に各々の領域で活躍し、新入社員も若手社員も優秀な人たちが集まっています。ただそれは、言うなれば「何も言わなくても自ら動ける人たちばかり」なんです。

個々で運用方法が異なったり、大切なことはあの人の頭の中にしかない、など業務や考え方が属人化している印象を受けます。

そんな状況に対し、いつか自分も恩返しできるようになりたいと考えています。

まずは各領域の業務をしっかり完遂できるようになり、その上で自分が感じた課題や問題点、つまづきやすい部分などを言語化し、社内にフィードバックすることでプロダクトを改善・強化していく一翼になれればと思います。

そして、こうした取り組みの中で、新たなメンバーが不安なく活躍できる環境構築に繋がっていくといいなと考えています。

さらにはUNICORNでは各領域の橋渡し役になれたらいいなと思っています。それが業界とアドウェイズグループへの恩返しになるかなと思っています。

まだまだ至らないところは多々ありますが、健全な業界と会社の成長を支える一員として、これからも仕事に向き合っていきたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。


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