営業目線を忘れず、一人前の運用担当になるために。私が心がけていること-橘川萌々-
UNICORNで働く社員一人ひとりにフォーカスを当て、どんなキャリアを経て、いま何を信じて働いているのかを、それぞれの言葉で語ってもらう「Career Story」。
今回フォーカスをするのは、ブランド広告主(グローバルに展開している大手企業)向けの広告運用担当として働く、橘川萌々です。
本記事では、彼女自身でキャリアを振り返りながら、仕事への向き合い方、価値観、そしてこれからの展望を語ります。
Webマガジンの営業担当から広告運用の世界へ
はじめまして。UNICORNのブランド広告領域事業の、広告運用を担当している橘川です。
UNICORNに入社をしたのは、今からおよそ1年半前、2023年の2月のことでした。現在は主に、広告出稿のプランニングや管理、調整などに取り組む、広告運用の業務に携わっています。
入社当初は業界未経験ということもあり、社内コミュニケーションで出てくる言葉一つを取ってもわからないことだらけの日々を送っていましたが、最近はやっと少しずつ慣れ、ちょっとだけ心の余裕を持って働くことができています。
前職では、日本各地の魅力を発信するWebマガジン「旅色」を展開する企業にて、営業職として働いていました。入社の大きなきっかけは、正直に言うと、私の「ミーハー心」から。
媒体に著名人が出演していることを知り、就活中に大きく目を引かれたのです。著名人と関わるような仕事をしてみたいな、こういう華やかな働き方は楽しそうだなと、大学生の私は強く感じたのでした。
当時は、社会人として働くこと自体にあまり前向きではなく、自分を揶揄する言葉で例えると「意識が低かった」とも言えるかもしれません。
ですが、入社した会社での業務や取り組みはとても勉強になりましたし、今につながっている学びや経験もたくさん得られ、かつ楽しく仕事をすることもできたため、前職の皆さんにはとても感謝しています。
先輩のしぐさを徹底的に真似て、ビリから全国一位の成績に
印象的なできごとを挙げるならば、入社してすぐの頃のことを思い出します。
当初私は、営業成績が同期の中で一番悪かったのですが、その後くじけず頑張り続け、なんとか挽回し、全国で営業成績1位を取ることができたのでした(これはちょっとした自慢です!)。
結果を出せた要因はたくさんあるのですが、特に大きかったのが、一緒に営業を回ってくれた先輩のおかげ。
先輩からはたくさんの学びを得たのですが、それに加えて私はここぞとばかりに、一ヶ月間、とにかく先輩の真似をし続けたのです。喋り方、伝え方、提案の仕方、リアクションの取り方。徹底的に真似をしたのでした。
そこから、徐々に成績が上がるようになり、また自分のやり方も模索していくことで、仕事自体が楽しくなり、私の価値観も大きく変わっていきました。
こうしてがんばった分、ありがたいことに会社からも評価も頂いたのですが、そこからすぐに世の中はコロナ禍となってしまい、旅行業界全体が大きなダメージを受け、会社も私も業務に対する向き合い方を変えざるを得なくなります。結果的に、日々ライフビジョンを思い直すようになり、転職を決意することを考えるようになったのでした。
転職の軸は、広告運用の仕事に挑戦することと決めていました。営業の仕事をしていたからこそ、もっと本質的な、クライアントもユーザーも満足してもらえるような広告を、運用者の立場で提供したい、そう思うようになっていたからです。
アドウェイズグループに入社を決めたのは、面接で「本当に価値ある広告に、正直に向き合っているんです」と、私の気持ちを汲んでくれたような話を聞かせてくれたから。
ここで働きたいと強く思い、内定をいただいてからは、すぐに転職活動を終わらせました。
デジタルマーケティング業界で新たな挑戦の日々
とはいえ、入社後は未経験ということもあり、やる気だけではなんともならないくらい、苦労することばかりでした。
デジタルマーケティングを一から学んでいかなければならなかったことはもちろん、そもそもUNICORN自体が新しいことにどんどん挑戦をし続けていく組織なため、さらなるインプット・アウトプットを自ら行っていく必要があったからです。
最近は少しは慣れてきたとはじめにお話しさせていただきましたが、やっぱりまだまだ知らないことはたくさんあります。
もっと視野を広げて、世の中からどういった広告が求められているのか、本質的な広告配信はできているかなど、より広告への理解を深め、学び、それを基にUNICORNでは何ができるのかを自分自身の視点で考えていきたい。
今はそう強く思って仕事に向き合っています。
心がけているのは、営業目線で考えて運用すること
改めてこう考えてみると、私は、仕事が好きなタイプの人間だなと思います。難しいことほどやってみたい。そして、自分ができないことがあれば、はちゃめちゃに悔しい。だからこそ、正解のない広告運用の仕事は、私にとって向いているのかもしれません。
ちなみに、前職で営業職を経験していて、良かったなと思うことがあります。
それは、営業目線に立って運用を考えることができることです。
クライアントが求めるもの、クリエイティブチーム、開発チームのできることとできないこと。なるべく板挟みにさせないよう、営業目線を思い出しながら、運用業務を行うようにしています。
ただ、ここまでずっと仕事に対して前向きな話をしてきましたが、実は私は、心のなかで見えない壁を作ってしまうタイプだと最近は感じているんです。
表面的なコミュニケーションは得意なのですが、仕事で関わる人とは、プライベートで遊んだり、ご飯に行ったりすることなどはほとんどないんですよね。
もちろん、プライベートと仕事を切り離したいという気持ちはありつつも、単に自分から誰かを誘えない性格だという、ジレンマもあります。
実は、学生時代はずっとスポーツに向き合っていて、大学時代も一人で海外旅行に行ったりなど、アクティブな一面もあるんですよね(おこがましいですが、よければ誘ってください)
最後に簡単に締めさせていただきますが、そういう意味では、今年は仕事もプライベートもたくさん充実させ、もっともっと一人前の人間として成長をしていきたいと考えています。
今年から新たに、マネジメントの役割にも挑戦しているのですが、この会社で頑張り続けていたら広告に携わる人間としてだけでなく、イチ大人としても成長できる環境だと感じています。
いつまでも慢心することなく、おごることなく、臆することなく、精進していきたいなと思っています!
UNICORNのみなさま、今後ともよろしくお願いいたします。
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