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【徹底解説】ブランドセーフティの実現に向けたUNICORNの取り組みとは

こんにちは。UNICORNブランドマーケティングチームの内山です。

外資系の企業では、以前より広告配信における品質確保を求めるニーズがありましたが、最近当社の顧客でもそうした懸念の声を聞くことが増えてきました。本記事では、ブランド毀損に繋がってしまう具体的な配信事例と、UNICORNで行っているブランドセーフティーの取り組みを紹介します。

ブランドの安全性が担保されるのか不安な広告主や代理店担当者様、UNICORNでの広告出稿を迷われている方は、ぜひご一読ください!


そもそも「ブランドセーフティー」とは?


ブランドセーフティとは、「広告掲載先の品質確保による、広告主ブランドの安全性」のことを言います。

昨今、ブランドを毀損する不適切なページやコンテンツに 広告が表示されるリスクから、安全性を確保する取組みが求められるようになってきた背景があります。

DSPなどを活用する場合、無数のサイトにおける広告枠への配信をリアルタイムで処理しているため、実態として広告主がどの掲載面に自らの広告が配信されているのかを把握することが事実上困難となっています。

こうした中で、せっかくコストをかけて配信した広告が、ブランド毀損に繋がるようなサイトに掲載されたり、ブランド毀損につながるコンテンツと並んで掲載されたりといったリスクが払拭できない状況となっています。

また、違法・不当なサイトへの広告費の流出により、広告主が意図しない形で反社会勢力に資金を提供してしまう可能性があるといったリスクもはらんでいるのです。

ブランド毀損に繋がる4つの事例

実際に、ブランド毀損に繋がる広告配信にはどのようなケースが考えられるのでしょうか。ここからは具体的な事例と共に紹介していきたいと思います。

1.災害ニュース

一つは、災害発生時のニュース記事に広告が配信されるというケース。緊急事態には広告宣伝を自粛する事が一般化しているため、広告ブランドへの心象が悪くなる可能性があります。

2.飲酒運転による交通事故記事

飲酒した状態で車を運転して交通事故を起こしたというニュース記事に、酒類メーカーの広告が配信されるケース。こちらも結果として、ブランドへの心象悪化に繋がります。

3.違法サイト

海賊版の作品を紹介する違法なサイトに広告が配信されるケース。違法サイトに広告費を支払う事は違法行為そのものを間接的に支援している事とみなされてしまう可能性があります。

4.テロ組織がアップロードした動画

動画サイトでテロ組織が運営するチャンネルや動画に広告が配信されるケース。動画サイトを通してテロ組織に広告費を支払う事は違法行為そのものを間接的に支援している事とみなされてしまう可能性があります。

このように、広告主が意図せずブランド毀損に繋がってしまう可能性のある配信事例には複数のパターンが存在しています。

仮に代理店やアドプラットフォームを利用していたとしても、多くのユーザーは代理店やアドプラットフォームの存在を知らないため、「広告主が媒体社に費用を支払っている」「広告主と媒体が直接やり取りしてる」と認識され、広告主に実害が発生するリスクがあることを認識しておかなければなりません。

★ブランドセーフティにご不安の方へ

このような不安をお持ちではありませんか?
「正しく広告費が使われているのか…」
「ブランド毀損につながるメディアに配信されていないか…」

広告は、それを見た人々に新しい気づきを与え、人々の可能性を広げることができます。
UNICORNは、広告本来の価値を追求すべく、ブランドセーフティの実現のみならず、ユーザーがサービスやモノに興味を持つ瞬間を捉えるターゲティングや、ユーザーが受け入れやすいクリエイティブの構築を軸に、ブランドマーケティング支援を行なっております。

ご興味のある方は、お気軽にご相談ください。

UNICORNによるブランドセーフティ対策


ここまで読んでいただいた方には、“ブランドセーフティーの重要性”がよくご理解いただけたのではないかと思います。

では上記のようなリスクが潜んでいる中で、ブランドを毀損せず、広告主の不安をどうすれば解消することができるのか、という観点からUNICORNの行っている対策をいくつか紹介していきたいと思います。

上記が、UNICORNによるブランドセーフティー対策の全体像を表した図となります。

企業価値やブランドイメージを損なう危険のあるページに表示されていないか、そして、悪意のあるbotではなく生身の人間に見られていたのか、広告がきちんと見られる状態にあったか、それらの問題を計測、検知して改善を積極的に行っており、広告主と相性の良い優良枠へのみ広告配信を行っています。このような広告を検証する行為をアドベリフィケーション(adverification)といいます。

以下にて、具体的に5つの取り組みを紹介します。

1.ネガティブコンテンツのブロック

インターネット上では、無数の新しいメディアが誕生しており、目視チェックでカバーすることは難しくなっています。新たなメディアには、該当記事のテキスト情報のテキストマイニングを実施し、ネガティブなコンテンツを含む記事への広告配信を除外しています。

2.個別メディアのブロック

UNICORN独自の基準で全てのメディアをチェックしており、基準を満たさない場合、配信対象から除外しています。警察から提供されるリストや外部通報から違法サイトを除外することもあります。また、Momentumから提供されるリストも除外の対象としています。

広告主からの個別要望による配信除外については、該当のドメインリストを提供頂ければ広告主の全てのキャンペーンにブロックを実行する事も可能です。

3.アドベリフィケーション関連の外部ソリューション対応

第三者によるアドベリフィケーションのニーズも高まっています。UNICORNでは、広告主が求める主要なアドベリフィケーション関連ソリューションとのシステム連携にも対応しています。

▼UNICORNで稼働実績のあるアドベリフィケーション関連ソリューション

4.アドフラウド対策

常に悪意があるボットからのアクセスを監視しており、CTRやCVRで異常な数値が発生した場合、該当メディアやIPアドレスを配信対象から除外しています。また、Udgerから提供されるIPアドレスのリストも配信対象から除外しています。

5.外部機関からの認証

UNICORNは、JICDAQの認証を受けております。JICDAQは、デジタル広告が生活者や企業、そして社会にとって有益であることを願い、デジタル広告市場が健全に発展することを目指して立ち上げた認証機構です。

デジタル広告の品質課題のうち、まずは「アドフラウドを含む無効トラフィックの除外」と「広告掲載先品質に伴うブランドセーフティの確保」の品質認証に取り組んでおり、UNICORNはこちらの両部門に認証されました。

▼詳しくはこちらの記事をご覧ください。

これからも、より本質的な広告を届けるために


私たちはこれからも「本質的な広告」を、きちんとユーザーのもとに届けていくため、「ユーザーが広告主のサービスや製品に興味を持つ瞬間(モーメント)を捉える」「ユーザーが受け入れやすいコミュニケーション(クリエイティブ)の構築」「ブランドセーフティーの実現」を目的とする事業・プロダクト開発を行っていきます。

広告主や代理店の皆さん、ぜひ安心してUNICORNにご出稿いただければと思います。ご不明点や質問などございましたら、お気軽にご相談くださいませ!

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