【調査レポート】ゲーム・マンガアプリユーザー調査結果まとめ
こんにちは。UNICORNブランドマーケティングチームの西川です。
UNICORNには、In-App Videoという、ゲームアプリやマンガアプリ内の動画広告フォーマットがあります。
しかし、この広告フォーマットは、グローバル企業を中心にある一定の大手クライアント様には積極的にご活用いただいているものの、ゲームユーザーやマンガユーザーがターゲットのクライアント様以外には、なかなかご利用いただけていません。「ゲーム・マンガアプリのユーザー は30代男性で、『ゲームオタク』『マンガオタク』だ」というイメージが強いのです。
そんなイメージを払拭し、より多くのクライアント様にIn-App Videoをご利用いただくため、ゲーム・マンガアプリユーザーの興味・関心やアプリの利用傾向などを調査し、結果をレポートにまとめました。ぜひご覧ください!
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◼️調査結果サマリー
1.ゲーム・マンガアプリユーザーの興味は、ゲーム・マンガ以外にも幅広い
会社員から学生、主婦まで幅広い属性の方々がゲームアプリやマンガアプリを利用しており、ゲーム・マンガ以外にも、映画・ドラマ鑑賞や旅行など、幅広く興味関心をもっている。(対象:20歳以上の男女)
2.約5割のユーザーがリワード広告&オプトイン再生に好意的
動画広告を視聴すると報酬をもらえるリワード広告や、動画広告を見るかどうかを選択できるオプトイン再生について、全体の約5割が好意的に感じており、若年層ほど好意度が高い。一方、無料動画配信サービスで流れる強制視聴の広告は、約7割のユーザーが好意的に感じていない。(対象:15歳以上の男女)
3.週2回以上、ゲーム・マンガアプリを利用しているユーザーが6割以上
ユーザーの約6割以上が、週2回以上ゲームアプリ、マンガアプリを利用している。また、利用する時間帯、場所は「18時以降」「自宅で」利用するユーザーが多く、夜の自宅でリラックスしながら利用していると考えられる。(対象:15歳以上の男女)
4.ゲーム・マンガアプリユーザーの消費行動傾向
ユーザーの6割以上が化粧品やスキンケア用品を利用しており、購入の際には「価格」を重視するユーザーが多い。また、ユーザーの約7割以上が自宅で飲酒をしており、ビールを購入するユーザーが最も多い。ゲームアプリ、マンガアプリは18時以降自宅で利用するユーザーが多いため、ユーザーはアプリを楽しみながらお酒を嗜んでいると考えられる。(対象:20歳以上の男女)
全てのデータをご覧になりたい方は、以下フォームより「ゲーム・マンガアプリユーザー調査レポート送付希望」の旨を記載の上、お問い合わせいただければと思います!
ここからは、各項目についてより詳細にレポートしていきたいと思います。
ゲーム・マンガアプリユーザーの属性や興味・関心
まず、In-App Videoの広告配信対象となるゲーム・マンガアプリユーザーの属性について調べたところ、最も多かった職業は「会社員(技術系)(16.8%)」で、次いで「会社員(事務系)(16.6%)」「パート・アルバイト(13.7%)」「専業主婦(13.4%)」と続きました。
車の所有については、「保有している」と回答したのが74.3%、「保有していない」と回答したのが25.7%という結果になりました。
ユーザーの趣味については、「映画・ドラマ鑑賞(45.4%)」が最も多く、次いで「ゲーム(41.1%)」「音楽(40.9%)」「旅行・レジャー(39.6%)」「マンガ(36.5%)」と続きました。
会社員から学生、主婦まで幅広い属性の方々がゲームアプリやマンガアプリを利用しており、ゲーム・マンガ以外にも、映画・ドラマ鑑賞や旅行など、幅広く興味関心をもっていることがわかりました。
リワード広告&オプトイン再生への好意
Q .ゲームアプリやマンガアプリでよくある、動画広告を見るか見ないかを自分で選択できる広告についてどう思いますか?
次に、動画広告を見るか見ないかを自分で選択できる、オプトイン再生の広告について聞いたところ、「好き(23.9%)」「やや好き(24.6%)」を合わせて、48.5%のユーザーが好意的に感じていることがわかりました。世代別に見ると、20歳未満は55.9%、20歳〜39歳は57.5%、40歳以上は39.7%が「好き」「やや好き」と回答しており、若年層ほどオプトイン再生に関して好意的に感じていることがわかりました。
Q. 動画広告を見た後に報酬(ゲームを続けてプレイできる・マンガの次の話が読める等)がもらえる広告についてどう思いますか?
動画広告を見た後に報酬がもらえるリワード広告について聞いたところ、「好き(21.7%)」「やや好き(29.5%)」を合わせて、51.2%のユーザーが好意的に感じていることがわかりました。世代別に見ると、20歳未満は68.6%、20歳〜39歳は63.7%、40歳以上は36.3%が「好き」「やや好き」と回答しており、若年層ほどリワード広告に関して好意的に感じていることがわかりました。
Q. 無料動画配信サービスで流れる広告のような、コンテンツの途中等で強制視聴させられる動画広告についてどう思いますか?
一方、無料動画配信サービスなどで流れる、コンテンツの途中で強制視聴させられる広告については、「あまり好きではない(29.2%)」「全く好きではない(39.7%)」を合わせて68.9%のユーザーが好意的に感じていないことがわかりました。世代別に見ると、20歳未満は71.3%、20歳〜39歳は77.2%、40歳以上は77.2%が「あまり好きではない」「全く好きではない」と回答しており、中年層以上ほど無料動画配信サービスで流れる広告に好意的でないことがわかりました。
ゲーム、マンガアプリの利用傾向
Q. 動画広告の入るゲームアプリを利用する際、音声はONにしていますか?
続いて、ゲームアプリを利用する際、音声をONにしているか聞いたところ、「常にしている(17.3%)」「たいていしている(28%)」を合わせて、45.3%のユーザーが、通常音声はONでゲームを利用していることがわかりました。
Q.ゲームアプリ、マンガアプリの利用頻度を教えてください。
ゲームアプリ、マンガアプリの利用頻度を聞いたところ、ゲームアプリで最も多かった回答が「週5回以上(56.9%)」、次いで「週3.4回(13%)」「週2回(10.1%)」と続き、マンガアプリで最も多かった回答は「週5回以上(32%)」、次いで「週3.4回(17.1%)」「週2回(13.4%)」と続きました。
Q.ゲームアプリを利用する時間帯、場所を教えてください。
ゲームアプリ、マンガアプリを利用する時間帯や場所を聞いたところ、ゲーム、マンガアプリ共に、6割以上のユーザーが「18時以降」「自宅で」利用していることがわかりました。
ゲーム・マンガアプリユーザーの消費行動傾向
最後に、ユーザーの消費行動傾向の結果を見ていきたいと思います。
スキンケアについて
Q. あなたの肌悩みを教えてください。
肌悩みについて聞いたところ、85.4%のユーザーが肌悩みを抱えており、最も多かった回答が、「乾燥・かさつき(45.7%)」、次いで「シミ(40.9%)」「毛穴の開き・黒ずみ(35.7%)」と続きました。
Q.利用しているスキンケア用品の種類を教えてください。(左)
Q.スキンケア用品選びで重視することを教えてください。(右)
利用しているスキンケア用品について聞いたところ、80%のユーザーがスキンケア用品を利用しており、62.8%が化粧品を利用しているとわかりました。
スキンケア用品や化粧品選びで重視することを聞いたところ、「価格」を重視するユーザーが最も多い結果となりました。スキンケア用品では、次いで、「肌悩みへの効果・効能(55.1%)」「肌への刺激・安全性(51.4%)」と続きました。化粧品では、「肌質に合うか(58.8%)」「肌への刺激・安全性(42.7%)」と続きました。
Q. 毎月スキンケア用品にかけている平均金額を教えてください。
毎月スキンケア用品や化粧品にかけている金額について聞いたところ、最も多かった回答が「1000円〜5000円未満」、次いで、「1000円未満」「5000円〜10000円未満」と続きました。
アルコールについて
Q.ご自宅での飲酒用に、よく購入するお酒の種類を教えてください。
自宅で飲酒をする際によく購入するお酒の種類を聞いたところ、最も多かったのが「ビール(47.6%)」次いで、「サワー・チューハイ・カクテル(43.0%)」「ワイン(26.5%)」と続きました。
Q.普段ご自宅でお酒を飲む頻度を教えてください。
自宅でお酒を飲む頻度を聞いたところ、最も多かった回答が「週に5回以上(31.3%)」、次いで「週に3〜4回(19.7%)」「週に2回(13.2%)」と続き、64.2%のユーザーが週に2回以上の頻度で自宅で飲酒していることがわかりました。
情報通信について
Q. 利用しているデバイスを教えてください。(左)
Q. 利用しているキャリアを教えてください。(右)
利用しているデバイスについて聞いたところ、62.4%がiPhone、44.1%がAndroidを利用しており、利用しているキャリアは「ドコモ(23.3%)」が最も多い回答となりました。
Q. 登録しているサブスクの種類を教えてください。(左)
Q. 次のうち、溜めているポイントを教えてください。(右)
登録しているサブスクについて聞いたところ、最も多かった回答が「ゲーム・VOD(30.0%)」次いで、「ニュース(20.4%)」「書籍・雑誌(20.0%)」と続きました。
溜めているポイントについて聞いたところ、最も多かった回答が「楽天ポイント(75.2%)」次いで、「Tポイント(67.0%)」「Amazonポイント(61.1%)」と続きました。
まとめ&調査資料データをご希望の方へ
いかがでしたでしょうか?今回の調査結果から、ゲームアプリやマンガアプリを利用しているユーザーの実態がかなり詳しく見えてきました。
「ゲームオタク」「マンガオタク」が使っているイメージが強いゲームアプリ、マンガアプリですが、実際のユーザーは、ゲーム・マンガ以外にも興味関心を持っていたり、様々な消費行動をしています。
また、ユーザーは、ゲームアプリやマンガアプリを日常的に利用しており、それらに出てくるオプトイン再生のリワード広告の印象にポジティブな結果が得られたことは、私たちにとって非常に大きな発見となりました。
次回の記事では、「UNICORN In-App Videoのより良い活用方法」や、「得られる広告効果」などについてご紹介していきますので、ぜひご覧くださいませ!
また、本記事で紹介しきれなかった全てのデータをご覧になりたい方は、以下フォームより「ゲーム・マンガアプリユーザー調査レポート送付希望」の旨を記載の上、お問い合わせいただければと思います!