見出し画像

ゲームも仕事も。周りの仲間と助け合い、突き詰めた先にゴールがある -吉田陸-

UNICORNでは現在、広告運用画面をスマートフォンやタブレットなどで手軽に管理、確認することのできるモバイル向けアプリを開発しています。

エンジニアの吉田陸も、そのアプリ開発を担当している一人。新卒から社会人になり10年が経ち、エンジニアとして多くの経験を積んできた彼の、エンジニアとして突き詰めた先にある“ゴール”とは何か。

過去の経験を振り返りながら、本人の言葉で紐解いていきます。


人生が大きく変わった、友人からの一言

「プロとして仕事をする以上、求められた課題に対して最大限のパフォーマンスを出していきたい」

これは、どこかのスポーツ選手がメディアのインタビューで話していた言葉です。私もこの話と同じようなマインドを持ち「自分もそう動いていくべきだ」と、常々考えて動いています。

しかし、改めて社会人生活を振り返ってみると、”自分だけの力”で何かを成し遂げたことはそこまでありませんでした。たいていは周りの同僚や先輩、後輩たちに助けられ、ここまで走り続けて来れたと感じています。

画像2

▲2019年の秋頃、浅草にて。

学生時代、就職活動をしていた時もそうでした。

私はもともと、ゲーム開発の仕事に携わりたいと思い、その分野に特化した専門学校に通っていました。しかし、ゲーム開発には数学の知識が非常に重要。数学がそこまで得意ではなかった自分は、ゲーム業界に進むことを諦め、他の業界で仕事を探そうと考えはじめます。

地元で適当な仕事に就こうかな……。そのように考えていた矢先、先に就職が決まっていた友人から「吉田も俺と同じ会社を受けてみない?」と誘われることに。

そしてその企業が、UNICORNの親会社である株式会社アドウェイズでした。

友人の話を詳しく聞いてみると、アドウェイズの社風は自分のような“やりたいことに迷っているような人間”でもさまざまな仕事にチャレンジして成長できる、私が求めていたような環境の職場だと感じました。

こうして面接後、幸いなことに入社が決まり、現在もグループ会社のUNICORNで働いています。あの時の友人の一言がなければ人生は大きく変わっていただろうし、むしろエンジニアにもなっていなかったかもしれないと強く感じています。

自分だけの力では乗り越えられないと気づかされた新卒時代

アドウェイズに入社後も、大きく周りに助けられた出来事がありました。それは新卒研修が終わってすぐ、とある開発チームに配属された時のことです。

チームには私も含めた新卒エンジニアが3人配属され、社内の管理ツールを構築するミッションを任されることになりました。しかし、そのチームには開発技術を教えてくれる先輩はおらず、新卒である自分たちだけで試行錯誤を繰り返しながら開発を行う必要があるというチャレンジングな環境でした。

結果的に開発は成功し、社内からは一定の評価をいただくことができたのですが、これももちろん自分だけの力では成功に導けなかった案件だったなと感じています。二人の仲間、手伝ってくれた同期、同期に紹介してもらった別ユニットの先輩方……。私は多くの人に助けられて、0から1を作り出す経験を得ることが出来たのです。

その後、アドウェイズから異動をし、UNICORNチームへジョイン。

異動前は上記の出来事に加え、さまざまな業務に携わって来ましたが、UNICORNチームは少数精鋭のエンジニアが集まっているチームということもあり、当初は自分が通用する自信はそこまでありませんでした。しかし、何事も勉強だ、経験をもっとたくさん積みたいと考え、UNICORNにジョインをすることを決めたのです。

一緒に仕事をするようになり、改めて「UNICORNのチームはメンバーそれぞれの技術力が本当に高い」ということを感じるようになりました。やはりまだまだ1から勉強をすることが必要だと感じ、自分の力の足りなさを痛感していったのです。

UNICORNではじめて大きな手応えを感じたプロジェクト

その後はもう、いわゆる“ガムシャラ状態”で仕事をしていきました。これまで自分が手を出していなかった、英文で書かれたドキュメントを読んで勉強したり、先輩エンジニアに無理を言って教えを請いたりと、学びの期間が続いていきます。

そして数年後、私はついにある大きな開発業務を担当することになりました。それは、ASA(Apple Search Ads)のAPIの開発担当。これまで学んだ知識や経験を活かし、基礎部分の開発をほとんど自分の手だけで完成させることができたのです。

現在はASAの運用はとても順調に行えており、やっと一つ、UNICORNチームに貢献することができたと感じています。そしてもちろんこの開発が成功したのも、さまざまなことを教えてくれ、自分のことを信頼して仕事を任せてくれた仲間たちがいたからこそ。

エンジニアとして、キャリアや技術力をどう伸ばしていくかは、とても大切であり日々考えなければならないこと。しかし、こうした大きな仕事を任される度に、私は周りの環境に本当に助けれられて仕事を続けているな、と日々強く感じているのです。

どんなときも、助け合い精神を

画像1

そのような成功体験を積み重ね続け、自分が納得できる物を作り、会社の売り上げに繋げることができれば、それはエンジニアとしてのひとつのゴールだと思います。

ただ、それはやはり一人だけでは到底辿り着けません。何度も同じようなことを言いますが、大事なことなので繰り返します。

周りの仲間と一緒に作り、それを突き詰めた先にゴールがあるのです。

そして、今度は自分が助けていく側に立たなければならない時。できる限り先輩から学んだ技術を継承し、これからは後輩や同僚の支えになりながら、また新しい経験を積んでいきたいと考えています。

ちなみに、UNICORNにジョインしてから、ただ開発の勉強をひたすら続けていたわけではありません。メンバーと一緒にMinecraftで冒険をしたり、武器を作ったりと、息抜きももちろん欠かせませんでした。

ゲームでもパーティーを組むに当たって助け合い精神はとても重要ですからね(笑)

これからも仲間と一緒に、支え合いながらゴールを目指していきたいと思います。

今後ともUNICORNをよろしくお願いいたします!


この記事が参加している募集

オープン社内報

みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!