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やりたいことが見つからないあなたへ─人の「熱」に浮かされる人生のススメ。 - 豊田晃大-

こんにちは!UNICORN株式会社、新卒1年目の豊田晃大です。

僕は今就活を頑張っているあなたに向けて、そして内定を複数もらって会社を決めかねているあなたに向けて記事を書いています。

僕は「自分のやりたいこと」を軸に就活をしていましたが最終的には「かっこいい!ついていきたい!」と思った会社を選びました。受験生時代に人生に爪痕を残すような体験があり、明確にやりたいことがあったのにも関わらず、です。

自己分析でも面接でも「原体験」が求められることが多い就活のなかで、どうしてこのような選択をしたのかを書き連ねていきます。特に「やりたいことが見つからない」「やりたいことがたくさんあって選べない」と思っている就活生の皆さんの考えの一助になれば幸いです。

就活の軸を揺るがす出会い

UNICORNとの出会いはエージェントからの紹介でした。

当初は自分の原体験を踏まえ「人の可能性を広げたい!」という軸で就活をしていたため、人材や教育を中心に見ていました。

そもそも僕はweb広告が嫌いでした。誤クリックで興味もないアプリや漫画のページに飛ばされたり、人の負の感情を煽るようなチープなコピーが大量に出回っていたり、正直一番触れたくない業界だったのです。なので就活中で一番低いモチベーションで説明会を受けました(笑)

しかし実際に説明会に出ると「web広告の会社」というより「web広告を変えようとしている会社」であることがひしひしと伝わってきました。

UNICORNは「誠実さ」を大事にしています。例えば誤クリックでアクセス数を稼ぐことは不誠実なので、誤クリックが起きにくい構造で広告を配信しています。

口だけで誠実を語っているわけでなく、社員さんたちが当たり前のようにその価値観を共有し、実際にサービス内容にまで落とし込んでいるわけです。

最初は全く興味のない業界でしたが、面談を重ねてUNICORNのことを知っていくうちに「ここで働きたい!」と強く思うようになっていきました。

原体験と「かっこいい」の葛藤

突然ですが、僕の過去について語らせてください。

僕は大学受験とは全く無縁の環境で生まれました。大学に行くお金はないし、両親どころか一家全員が大学を出ていません。周囲の友人も中卒や高卒で働く人だらけでした。

ですが、いい意味で「自立」が求められる環境だったので、自分の将来について考えることが増え、将来のためには大学を受けた方がいいという結論に至り、大学受験を決意。自分で受験代を稼ぎながら浪人生活を送り、第一志望の大学に合格できました。

大学生活は今までの環境にはいなかった人種との出会いの連続で、自分の人生を何倍も豊かにしてくれました。

それが、僕にとって強烈な原体験となりました。

「人はもっと可能性を広げられる。」人生を大きく変えることができた自分の経験を活かして、他人の人生も豊かにしたいと考えるようになります。

この思想に沿って、大学三年間はコーチングを扱う教育ベンチャーに時間を注ぎ、他人の人生を豊かにするために奮闘しました。

そんな経験があるからこそ、広告会社に惹かれている自分のことがわからなくなったのです。友人には「豊田のやりたいことって本当に広告なの?」と何回も問いかけられました。

僕は新卒の中で一番最後にUNICORNの内定を承諾をしています。会社には申し訳なかったですが、それくらい自分のことがわからなくなり、苦しんだ就活だったんです。

原体験は体験そのものではない。

友人に壁打ちしてもらったり、メンターと話したりする中で、一つ見えたことがあります。それは「大学に受かって自分の可能性を広げた」という事実ではなく「環境というハンディを乗り越えられた」という一段抽象度の高い部分こそが自分の原体験になっていた、ということです。

ここを自分の原体験だと定義すると、自分のやりたいことの視野を大きく広げることができます。

「環境で決まっちゃう世の中っておかしくない?」

「こういう社会の負って世の中にたくさんあるのでは?」

「教育に限らず、いろんな社会の負を変えてみたいかも」

「そもそも社会のことを知らなさすぎる。もっと色々な社会の負を知るためには、あえて知らない所に飛び込んだ方がいいのでは」

少しずつ心の中にあったわだかまりが溶けていくのを感じました。体験そのものに縛られるのではなく、その体験から何を感じたのか、どうしたいと思ったのかを考えることで、葛藤から抜け出すことができました。

そして何よりこのように「なぜ」と「どうして」を考える過程は、UNICORNの社長のやましょーさんが大事にしていることでもありました。

「自分の考え方そのものがこの会社にあっているんだなぁ」と心の底から感じて、入社を決意したわけです。

人の「熱」に触れろ

最近僕は「熱」という言葉にはまっています。呪術廻戦の秤金次の影響です。

受験という出来事は僕の人生に大きな爪痕を残しています。
でも、たった1人の人生の中の出来事。

たった20年ちょっとしか生きていない人生の中での出来事に過ぎません。

もちろんこの強烈な爪痕に沿って生きる人生を選んだとしても幸せに生きていけたと思っています。インターンをしていた大学時代は間違いなく幸せでした。

就活を通してさまざまな人間の「熱」に触れてきました。そしてこの熱はきっと、僕の大学受験のように、人生に残された大きな爪痕が疼いて生まれているんだと思います。

誰かの人生の「熱」に触れていけば、色々な人間の人生に残された爪痕を疑似体験できます。

その疑似体験によって自分の人生の視野はさらに広がり、新たな熱を見つけることもあれば、自分の熱がもっと上がっていくこともあると思います。

僕はUNICORNという圧倒的な熱量を持った集団を見つけ、自分の熱を一旦置いて、この会社についていくことを決めました。

まだ会社のなかで「これを実現していきたい!!!」というものは見つかっていないです。でも、これだけの熱を持った社員さんたちが集まっているから、愚直に業務に向き合い、考え方を吸収していけば絶対に見つかると思っています。今はそれを見つけられるだけの経験と知識を積んでいくことが大きな目標です。

やりたいことが見つかっていない・やりたいことを選びかねているあなたへ。

できる限り多くの「熱」に触れて、一番浮かされたものを選ぶ。その後で自分の原体験と紐付けて納得させる。そんな考え方もあるんだってことを知ってもらえたら幸いです。


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