"人がいい"会社で見つけた、デジタルマーケティングのネクストキャリア- 阿部 大暉 -
UNICORNで働く社員一人ひとりにフォーカスを当て、どんなキャリアを経て、いま何を信じて働いているのかを、それぞれの言葉で語ってもらう「Career Story」。
今回フォーカスをするのは、ブランド広告主向けのチームでストラテジックプランナーとして働く、阿部 大暉です。
UNICORNの新メニューである「YouTube×Context」に立ち上げから携わり、売上実績に大きく貢献したことが評価され、2024年8月に開催されたアドウェイズグループ半期会議では、入社一年以内で最も活躍した社員に贈られる「ルーキー賞」を見事受賞しました。
本記事では、彼自身でキャリアを振り返りながら、仕事への向き合い方や行動力の源泉、そしてこれからの展望を語ります。
ウェブサイト制作をきっかけに上京した学生時代
はじめまして。UNICORNでストラテジックプランナーをしている阿部です。
ブランドマーケティングチームに2023年の秋に入社して早一年が経とうとしています。
新潟の小さな町で生まれ育った私。一学年40人ほどの学校で、新しい人との出会いが少ない環境でしたが、私の人生を大きく変えるきっかけとなったのが、ITとの出会いでした。
小学生の頃、Google検索を使って情報を得る体験をしたとき、その便利さに衝撃を受けたんです。「こんなすごいものを作る仕事がしたいな」って、漠然と思ったのを覚えています。ただ、その頃の私の生活の中心は野球でした。特別な才能があったわけではないんですが、楽しく野球に打ち込んでいましたね。
大学進学を考えるようになると、新潟を出て東京に行きたいという気持ちが強くなりました。ITに関する仕事の機会が多いだろうし、より専門的な勉強ができる環境があるはずだと考えたんです。そうして、神奈川の大学の情報系学部に進学することを決めました。
大学での学びの中で、私はウェブサイト制作に強く惹かれていきました。プログラミングも面白かったんですが、ウェブサイトは自分の作ったものが目に見える形で表現されるのが魅力的だったんです。
「かっこいいサイトを作りたい」という思いから、大学の授業以外でも独学で勉強を重ねました。外部のスクールにも通い、より実践的なスキルを身につけていきました。
この頃から、将来はウェブ制作やデジタルマーケティングの分野で働きたいという思いが強くなっていきました。でも同時に自分の力不足も感じていて、「もっと学ばなきゃ」という焦りも芽生え始めていました。
大学生活では、サークル活動にも参加したんですが、正直なところあまり熱心ではありませんでした。むしろ、4年間続けたコーヒーショップでのアルバイトの方が印象に残っています。時給は安く、仕事は大変だったんですが、一緒に働く人たちが面白くて、やりがいを感じていました。
がむしゃらに働いた新卒一年目の奮闘
大学卒業後、私はECサイトの構築とマーケティング支援を行う会社に新卒として入社しました。正直なところ、最初は何もわからず、不安だらけでしたね。情報系の学部を卒業したとはいえ、実務では全く通用しませんでした。
でも、私には強みがありました。それは「学ぶ意欲」と「向上心」です。残業は許されなかったんですが、家に帰ってからも上司から聞いたことや、その日の打ち合わせで得た情報を噛み砕いてインプットしていきました。毎日が学びの連続でした。
その努力が実を結び、入社から半年ほどで上司の期待を超えられるようになりました。
1年目が終わる頃には、通常なら2年目でなるはずのアシスタントディレクターを飛ばして、いきなりディレクターに昇進したんです。
特に印象に残っているのは、大手鉄道会社と大手航空会社のECモールサイトの立ち上げプロジェクトです。最初の大手鉄道会社のプロジェクトでは、ユーザーのメリットを十分に考慮せずに進めてしまい、目標売上に対して未達となってしまうこともありました。
でも、このプロジェクトから多くのことを学ぶことができました。次の大手航空会社のプロジェクトでは、「このサイトでしか実現できない価値は何か」を徹底的に考えたんです。結果として、本質的な価値を全面に押し出したサイトを作り上げ、目標売上を達成させることができました。
この経験から、クライアントの商品やサービスへの熱意、そしてそれを世の中に広めていく過程に魅力を感じるようになりました。「いつか自分も、そんな立場で仕事がしたいな」って。そんな思いが芽生え始めました。
正直な思いを語って受け止めてくれたのがUNICORNだった
3年半のEC企業での経験を経て、私は次のステップを考え始めました。そして選んだのが、デジタル広告の分野で急成長を遂げているUNICORNでした。
UNICORNを選んだ理由は、その革新的な技術と成長性だけではありません。
面接の過程で感じた会社の雰囲気や、社員の方々の熱意に強く惹かれたんです。特に印象的だったのは、「人がいい」という言葉が、インタビューや採用面接で繰り返し出てきたこと。
これは単なる偶然ではなく、UNICORNの企業文化そのものを表していると感じました。実際に入社してみて確かに「人がいい」と感じるので、私もやはり言ってしまいましたね(笑)
面接では「いつかは事業会社側のマーケティング責任者になりたい」と正直に伝えました。
これは、すぐに辞めてしまうかもしれない人材だと思われかねない発言でしたが、UNICORNはそんな私の思いを受け入れ、むしろ支援してくれたんです。この柔軟さと従業員の成長を重視する姿勢に、私は深く感銘を受けました。
入社してみると、その印象は確信に変わりました。
社員の人柄の良さ、オープンなコミュニケーション、そして互いにフィードバックしあうカルチャー。これらはUNICORNの強みだと思いますし、モチベーションを常に高く保てる理由になっています。
現在、私はストラテジックプランナーとして、提案からレポーティングまでを担当しています。UNICORNの先進的な技術と、豊富なデータを活用しながら、クライアントに最適なソリューションを提供できることにやりがいを感じています。
今感じている課題としては、「人に仕事を任せること」があまり得意でないこと。自分がやるべきことと、任せることの線引きをしっかりして、できないことは人に助けてもらうという意識をもっていきたいなと思いますね。
ストラテジックプランナーというポジションをスタンダードに
先日は、入社してから1年の頑張りが評価され、グループの全社会議で新人賞をいただくことができました。
チームを大きく分けると、営業・運用・クリエイティブという役割があるなかで、自分はストプラという役割を確立させ、提案の質の向上や、運用最適化の設定やプランニング、分析など、UNICORNのプロダクトのコアではない定性的な価値を提供していく使命があると思って一年やってきました。
まだまだ土台がないポジションではあるので、試行錯誤を繰り返し、チームメンバーに支えてもらいながら少しづつ形になって今回の結果に繋がったのではないかと思っています。
様々なソリューションが増えていく中で、適切なメニューや配信設計でサービス提供ができるようなプランニングや配信後の分析によるインサイトの発見などがより重要になってきています。
これからの目標としては、UNICORNにストラテジックプランナーという担当が存在することの価値を社内・社外ともに浸透させていきたいですね。
デジタルマーケティングに興味がある方、自己成長の機会を求めている方、そして「人がいい」環境で働きたい方には、ぜひUNICORNをオススメしたいです!
それでは、今後ともUNICORNをよろしくお願いします!
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