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マーケティングと出会い、UNICORNへ。私の物語はここから始まる。 - 立石桃子 -

はじめまして。UNICORNの立石です。

UNICORNの新卒メンバーがお届けしているStart to Narrative.の企画を担当させていただいています。

私が就活生だったときは既存メンバーのCAREER STORYを読んで面接に挑み、入社への意思決定の材料にしていました。しかしサービスや仕事、組織の雰囲気を少し掴めたものの、先輩方の話はなんだか遠く、そして難しく感じられました。

そこで、UNICORNに興味をもってくれた就活生の皆さんの身近な存在として、UNICORNという会社やサービスの発信ができればと思い、コーポレートチームと協力して企画を走らせました。

就活当時を思い出すと、「東京での当たり前・オーソドックスな価値観についていけない自分」「新卒といえど未経験からのマーケティング職へのハードルの高さ」などの悩みを抱えながら過ごしていたような気がします。

UNICORNに興味がある方々、同じような悩みを抱える就活生、そしてUNICORNに入社するまでのさまざまなターニングポイントで一緒に過ごしていた方々にも読んでいただけたら嬉しいです。


IT・インターネット広告とは遠い場所で育った私

▲ 小学生の頃、よく集合場所にしていた3番入口

私は地方の田舎生まれで、中学・高校は寮生活を送っていました。初めて家でインターネットに触れたのは小学6年生だったと記憶しています。当時は「インターネット=YouTube」だと思っていたので、好きなアーティストのMVを延々と見ることにしか活用できていませんでした。

寮生活でも携帯電話を使用できる時間は限られていたので、平日は1日に1時間触れれば上等だったと思います。友達とのやりとりやヲタク活動を通してSNSを利用してはいたものの、インターネットをそこまで活用してこなかったので、情報・ITリテラシーは皆無に近かった中、大学進学をきっかけに上京しました。

自分が触れてきたものは少なく、また偏りの激しいものだったので、“東京での当たり前”と“自分の当たり前”とのギャップはあまりにも大きいものでした。上京当時はとても大変でしたが、知りたい情報を得る方法がわからなかった私にとって「広告」は機会をくれるものでした。

Instagramのストーリー広告、駅のポスター、ウェブサイト・アプリ内のディスプレイ広告などさまざまありましたが、どれも「情報を得る力がなくても、自分が興味のあるものを提案してくれるもの」でした。

例えば、Facebook広告でNASA留学と出会い、ジョンソン宇宙センターで行われている「Space Center U」という教育プログラムに参加することができました。憧れのヒューストンで素敵なメンバーと切磋琢磨した日々は、今を楽しく生きる糧となっています。

マーケティングとの出会いと学び

▲ 喜界島のみかんについて書かれた展示物

大学3年生の夏、「島キャン」というプログラムで喜界島に2週間滞在していたとき、そこで出会った島民の方から「花良治(けらじ)みかん」をはじめとする特産物のブランディングの話を聞き、初めて「マーケティング」という概念を知りました。それが「マーケティング」というものだったと知ったのは就職活動を始めた同年の冬でした。

広告やSNSによって「供給される側」は経験していたものの、そこで初めて「供給する側」視点で物事を見れるようになり、マーケティングへの興味が大きくなっていきました。しかし企業や仕事について未知だったゆえに、興味を持つと同時に知識も経験もない興味の段階で新卒でマーケティングに携わるのは難しいと考えるようにもなりました。

そこでいっそアルバイトでもインターンでも何でもいいから、色々な仕事に触れ、経験してみて改めて進路について考えようと思い、自分の人生のためのギャップイヤーとして1年間大学を休学しました。休学期間は職場体験のような形で、清掃員・ホテルの受付・イベント企画/運営・広報・人事・デザイナー・ライターなど、さまざまな職種を経験をさせていただきました。

多様な職種に触れてみてもなお、「マーケティング活動を通して、企業にとっても消費者にとっても機会を生み出せる人になりたい」という思いは変わらなかったので就職活動を経て、UNICORNへの入社を決めました。

入社前から感じていたUNICORNの魅力

就職活動中、多くのマーケティングに関わる職種・企業と出会いましたが、その中でもUNICORNに対して印象的なポイントがいくつかあったので、今回は3つ紹介します。

1.人と機械の共生(UNICORN CORE)

▲ 採用サイト(https://recruit.unicorn.inc/students)の会社概要から抜粋

まずは「人と機械の共生」です。

幼い頃から周りの大人たちから「将来はAIに仕事は取られるから、手に職をつけておきなさい」と言われてきたこともあり、潜在的に「AI=敵」という認識があったような気がします。なので、初めて聞いた時は「人と機械は共生できるんだ!」と感銘を受け、“人だから”できることを模索したいし、体現したいと考えるようになりました。

入社後、モバイルファクトリー様とのタイアップ記事のインタビュー現場に同席した際には、実際に「人と機械の共生」の中での成功事例について直接お話を聞くことができました。

2.本質を求める姿勢・腹落ちして進める環境(人・社風)

次は特に私にとっては重要だった「本質を求める姿勢」「腹落ちして進める環境」です。

働く時間は人生の大部分を占めるため、自分が携わる仕事については「他者に堂々と説明できること」「誠実であること」を大切にしたいと考えています。そして幼い頃から自分で意思決定をしてきた、させてもらってきたので、ちょっと欲張りかもしれませんが自分の中での納得感みたいな部分も精神衛生上大事にしたいと思っていたんです。

UNICORNは「それって本当に意味があること?正しいこと?」「そもそもそれって必要?」「なんでそうするんだっけ?」のような問いを大切にできる場所なので、私は居心地良く働けています。

3.自分にフィットする働き方(制度)

これは余談のようなものですが、私は朝が苦手です。

「目覚ましをかけずとも起きたい時間の2分前に起きることができる」という特技は持ち合わせているのですが、朝はパフォーマンスが上がりにくく、自分的には効率が悪いと思っているので、午後に比重を置ける働き方が理想でした。

また何事においても拘束感が苦手なので、フレックス制度・リモートワークの柔軟性はとても魅力的でした。もちろんクライアントワークなので優先事項もありますが、比較的固定要素が少ない中で自分のパフォーマンス重視で働く場所や時間を自分で選べているので、今の働き方は生産性・モチベーションに良い影響を与えてくれています。

おわりに

普段自分のことを文字に起こすことがないので、振り返ってみるとさまざまな原体験が今に繋がっているなと改めて思わされました。

ちなみに現在はAccount Consulting(AC)チームに所属し、主に直商流でのクライアントと向き合いながら、UNICORN自体のマーケティング・PR活動のサポートをさせていただいております。入社して半年、慣れないことや難しいこともありますが、やりたかった仕事を少しずつ任せてもらうことができ、頼れる先輩方に支えられ、既に多方面で活躍している新卒同期に刺激されながら日々頑張っています。

来年、再来年とより大きくなるUNICORNで、私だからできることを模索しながら誠実に働いていきます。

以上、私の「Start to Narrative.」、はじまりの物語でした。


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