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縦型動画広告の配信先はSNSだけじゃない!4つの配信先を比較してみた。

こんにちは。UNICORNブランドマーケティングチームの西川です。

これまで広告の中心的存在だったテレビCMは、全画面かつ音声有りの訴求が可能で、大半の日本国民にリーチできる手法として活用されてきました。しかし、ユーザーがメインで利用するデバイスがスマホに移り変わったことによって、SNSの縦型全画面動画広告が大きく注目されるようになりました。数年前から、YouTubeのショート動画をはじめ、TikTokやInstagramのリール動画などの縦型動画がトレンドとなっています。

サイバーエージェントの調査によると、大手SNSや動画配信サイトでは、縦型動画コンテンツの視聴時間が急速に増加しています。これを受けて、広告主企業による縦型動画を介したコミュニケーション需要が急増し、2023年の縦型動画広告の市場規模は昨年対比156.3%の526億円に達しているそうです。

縦型動画広告市場規模推計・予測(2022~2027年) サイバーエージェント調査

しかしながら、同様の広告フォーマットで数千万人規模でリーチできるIn-App Videoはあまり認知されていないと思うので、今回の記事では、ブランドマーケティングという観点で、縦型動画広告を出稿できる媒体の情報を調べ、その違いについて触れていきたいと思います。

縦型動画広告の主な配信先

配信先比較まとめ

今回は、フルスクリーン配信、視聴完了率、視聴選択、スキップ可否、音声ON率、課金方法、ユーザー生成コンテンツの有無、入稿可能素材の項目で比較をしてみました。

なお、基本的にはどの媒体であっても、広告効果は、商材や配信設計、クリエイティブに影響されるということを踏まえた上で、外部公開されている参考記事を元にした独自の比較分析となります。


TikTok広告

TikTokは、2017年10月に日本でもリリースされた、最大10分までの動画を投稿できるSNSです。近年では、TikTokを使ったマーケティングも注目を集めており、アカウント運用や広告を使う企業も増加しています。

特徴としては、インフィード広告によって自然な訴求ができることや、動画コンテンツの配信プラットフォームなので基本的に音声ON率がかなり高いということが挙げられます。
主要なSNS3社のユーザー平均よりも「音声ON」が160%もあるというデータもありました。音声をしっかりユーザーに聞いて欲しい場合におすすめの配信先です。

平均視聴完了率の目安は30%だといわれています。動画広告が表示された際に、ユーザーのアテンションを取ることができないと、すぐにスクロールされてしまうため、視聴完了率を上げるには動画クリエイティブの冒頭を工夫してユーザーに興味を持ってもらう必要があります。

※引用記事
https://tiktok-for-business.co.jp/archives/7152/
https://www.torihada.co.jp/media/1038/

Instagram広告

インスタグラムで縦型動画広告を配信するのに利用されるのがストーリーズ広告/リール広告です。インスタグラムの特徴としては、実名制のSNSであるFacebookのデータを用いてターゲティングができるという点です。

リール広告の視聴完了率の情報はありませんでしたが、ストーリーズ広告の閲覧完了率は約72%というデータがありました。ストーリーズは自然にユーザーの投稿が切り替わるので、これを有効に活用することによって、広告を違和感なく表示することができます。

また、ストーリーズ投稿の約60%は音声をONにして再生されているという情報もあり、TikTokほどではありませんが、ある程度のユーザーに対しては音声を含めて訴求することができます。

※引用記事
https://digiday.jp/platforms/state-advertising-instagram-stories-five-charts/
https://blog.hubspot.jp/marketing/instagram-story-ads

YouTubeショート動画

YouTube ショートは、2021年7月にリリースされた短編動画を作成して投稿できる機能で、最大60秒までの動画を投稿できます。YouTubeの特徴は圧倒的な利用者数の多さです。YouTubeの月間の利用者は国内で7000万人以上を超え、最も使われているソーシャルメディアのひとつとなっています。

YouTubeショート広告で、一般消費者向けの商材における、ブランディング目的の配信を行ったところ10秒以上の視聴率は1~2%だったという事例がありました。インスタグラムやTikTokにも同じことが言えますが、ユーザーのアテンションを取ることができないとすぐにスクロールされてしまうため、動画クリエイティブの冒頭を工夫する必要があります。

音声ON率についての情報はありませんでしたが、YouTubeはTikTokと同様、動画コンテンツの配信プラットフォームなので、音声ON率はかなり高いと考えられます。

TikTokやInstagramと同様に、ユーザーの興味をひくことができれば、きちんと動画を音声ありで最後までみてもらえるので広告効果は高くなると考えられます。

※引用記事
https://engun.co.jp/achievements_youtube_shorts_ads/

UNICORN In-App Video

UNICORN In-App Videoは、主に、ゲームアプリやマンガアプリ内で、動画広告の視聴や体験プレイ広告の利用と引き換えにユーザーがアプリ内特典を獲得できる、いわゆるリワード広告です。現在、グローバル企業を中心にある一定の大手クライアント様に継続利用していただいております。

ユーザーはリワード目的で広告を見るため、視聴完了率は約98%で、多くのユーザーに最後までしっかり広告をみてもらうことができます。ゲームアプリは音声ONでプレイするユーザーが多いため、音声ON率は約60%です。また、SNSの縦型動画広告ではコメント欄やキャプションが被ることがありますが、In-App Videoは完全フルスクリーンで配信できるので、ユーザーに動画への没入感を与えることができます。

今や、ゲームアプリやマンガアプリは日本国内の2人に1人、約6000万人が利用しており、SNSだけではリーチできないユーザーにもリーチすることが可能です。

In-App Video配信事例等を紹介しています。詳しくは下記の記事をご一読ください。

また、In-App Videoでは動画と静止画に加えて、ユーザーが実際に広告を触って楽しむことができるInteractive ADも配信できます。

Interactive ADについて詳しくは下記の記事の中で紹介しています。ぜひご一読ください。

以上、4つの縦型動画広告の配信先を比較してみました。

縦型動画広告の配信先に悩んでいる方、動画を確実に最後までみてもらうことができるUNICORN In-App Videoに出稿してみませんか?デモグラ、ユーザーの興味関心、配信アプリリストなどを絞ってターゲティングも可能です。
UNICORNではブランドセーフティー対策も行っております。詳しくは下記の記事をご一読ください。



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