私のうしろには最強のチームがいる。UNICORNで見つけたセールスの新しい魅力 - 西川未結栞 -
UNICORNは2019年より、グループ会社である株式会社アドウェイズと共同で、ブランド広告主(グローバルに展開している大手企業)向けの広告運用事業に取り組んでいます。
今回のCAREER STORYでフォーカスをするのは、このチームでUNICORNのセールスとして働く西川未結栞。
本記事では、彼女自身でキャリアを振り返りながら、仕事への向き合い方、価値観、そしてこれからの展望を語ります。
圧倒的に稼ぎたい。そんな気持ちから志したセールスの仕事
はじめまして。アドウェイズのブランドマーケティングチームにて、UNICORNの広告領域事業を担当している西川です。現在は新規開拓を進めるチームに所属し、セールスの仕事を担当しています。
気がつけば新卒時から10年以上、私はセールスとして働いてきました。今では、この仕事は私にとってまさに天職であり、続けてきたことは誇りであるとも感じています。とはいえ10年前は、まさかこんなに長くセールスの仕事を続けるとは思ってもいませんでした。
なぜなら、セールスの仕事を選んだきっかけは「周りの同級生たちと比べて圧倒的に稼ぎたかった」という、非常に単純な気持ちから生まれたものだったからです。
恥ずかしい話、私は高校生くらいまで「自分を中心に世界が回っている」と考えていたほど、プライドが高く、自信満々な子どもでした。しかし大学受験でつまずいてしまい、自分の志望していた大学に入学することが、結果叶わなかったのです。私にとってこれは、初めての挫折でした。
対して、周りの同級生たちは、有名大学に進学する人がほとんど。そうした状況に対し、私は日に日に大きなコンプレックスを感じるようになり、就活時には「社会人になったら誰よりも稼ぎたい!」と考え始めるようになったのでした。そのため、自分の頑張り次第で給料や役職が上がっていく、セールスの仕事を志すことを決めたのです。
その結果、私は「ゴールデンウィーク明けには同期が半分以上辞めてしまった」ほどの、ゴリゴリの営業会社に就職することになりました。ここでは主にエステサロンへのセールスを担当することとなったのですが、想像以上に、怒涛の毎日を過ごすこととなり……、無我夢中という言葉の範疇では全く収まらないほど、仕事に邁進していくこととなりました。あの時はよく、簡単に会社を辞めなかったなと、当時の自分を褒めてあげたいですね。
ただ、今になって当時のことを振り返ると、辛かったけれど、楽しかったという気持ちの割合の方が、不思議と大きいんです。趣味の旅行に自由に行けるくらいは稼ぐるようになり、個人よりもチームの成功を追求する喜びを知ったということに加え、セールスとは単に数字を上げるだけでなく、人と人のコミニュケーションが大切であるということに気づかせてもらったことが、その大きな要因だと考えています。
それを教えてくれたのは、当時の上司でした。彼は数字だけを追うタイプではない人で、その会社の中でも稀有な存在でした。失敗をしても「なぜそうなってしまったのかを一緒に考えよう」と提案をしてくれるなど、本質的な意味でのセールスの仕事の役割を、親身になって教えてくれたことを覚えています。
もしかすると、この上司にめぐり逢わなければ、セールスの仕事自体を嫌いになってしまっていたかもしれません。今、こうして楽しく仕事をさせていただいているのも、当時の上司のサポートと出会いのおかげであると感謝をしています。
自分自身と向き合ったはじめての転職活動で、Web広告との出会い
しかし入社から約3年後、結果的に私はその営業会社から、退職をすることを決意しました。
20代後半に差し掛かり、周りの友人が次々と結婚をし始め、私だけが現状にとどまっていることが怖くなってしまったことが、主な理由です。たとえ周りより収入が多くても、それだけでは決して十分ではないと感じ、どんどんと焦りが生まれていったのでした……。
とはいえ、まずは自分自身と向き合う時間が必要であると感じ、すぐに転職はせず、半年間は自由に過ごすことを選択しました。そして半年後、再び働きたいという気持ちが芽生え始め、転職活動を行うこととなります。
転職先として選んだのは、女性向けWebメディアを運営する会社。福利厚生がしっかりしていることに加え、当時の自分はよく「女性のキャリア」について考えていたため、この会社ならクライアントやユーザーの側に立ち、強みを活かす仕事もできそうだと感じたことが大きな理由です。
なお、業務としてはメディアへの広告営業や、タイアップ記事広告の提案などを行っていたのですが、私はこの時初めてWeb広告の仕事に携わることとなり、そしてその魅力にも気付かされたのでした。
世の中にはたくさんの広告が溢れているけれど、どんな広告が魅力的に思われ、またどのような広告ならユーザーに本質的な価値を届けられるのだろうか……。この時初めて、広告に対しての視野が広がったように思えます。加えて、自分が働いている領域以外でも、展開される広告に対して強く興味を持つようにもなりました。
結果的にこの会社では、5年ほど働くこととなります。転職をした理由は、簡単に言えば「もっとチームとして働きたくなった」から。常々、個人評価よりもチーム全体として業績を伸ばしていきたいと感じており、5年という区切りのタイミングで退職をすることを決めたのでした。
ひとりの人として興味を持ってくれたのが、アドウェイズだった。
5年ぶり、2度目の転職活動では、たくさんの会社の面接を受けることとなりました。その数、2週間で15社以上……。自分の経歴は、一体どんな職場で活かせるのだろうか。客観的な意見も欲しいと考え、たくさんの会社を受けることにしたのです。
アドウェイズは、その数ある中の一つでした。しかし実は、当時はUNICORNがどのような事業を行っているか、どんなスタイルの社員が働いているかなど、面接前は頭の中で簡単にイメージすることができず、実際に入社することはあまり考えていませんでした。DSPのことなんて、ほとんど知識がありませんでしたから……。
しかし、面接が終わった後、私はこの会社で働きたいと、強く考えるようになりました。なぜなら、アドウェイズの面接官は、私自身のことを聞いてくれたからです。持っているスキルや経歴だけではなく、どういうスタンスで働きたいか、これまでどんなことにつまづき、どう乗り越えたのかなど、私に対し、ひとりの人として興味を持ってくれた印象があったのでした。そして結果的に、入社してからのギャップも、一切ありませんでした。
もちろん、今はまだ入社したばかりで慣れないことも多々ありますが、自分は数をこなして体に染み込ませるタイプ。いわば、とにかく“行動第一”です。アドウェイズはそんな私のチャレンジを応援してくれ、大きな仕事も任せてくれる風土があります。そのため、できる限り期待に応えて頑張っていきたい、今はそう強く感じています。
UNICORNという最強チームの先頭を走れるよう、成長していきたい
正直な話、私は入社前、UNICORNに対しては、単なる「DSP」という印象しか持っていませんでした。しかし、実際にロジックや開発背景、機械学習の仕組みなどを自分自身の目で知り、触れることで、とても優秀なプロダクトであることを理解することができました。
言い換えるとそれは、セールスである私の後ろには最強チームがいるということ。それは、とても心強くなれる要素であり、またチームのみんながいるからこそ、より良い提案ができていると感じています。また、こうした魅力を言語化し、クライアントや世の中に伝えていくことも、私のテーマの一つになりました。
今後は、UNICORNをもっと大きな組織にしていきたい。そんなチームの先頭になれるよう、私自身もより成長していきたいと考えています。
最後に。これまで、10年も続けたセールスの仕事ですが、やっぱりまだまだ続けていきたいと、今改めて感じています。その理由は、同じ目標に向かって進む仲間と協力し、共通のゴールを見つけ、達成をする瞬間が、どんなことよりも魅力的だから。そして、こうした経験を、今後も積み重ねていきたいんです。
いつまでもそうした気持ちを忘れず、これからも楽しみながら、この仕事を続けていきたいと思います。
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